今後の傾向を象徴するかのように、オンラインストレージ企業Streamloadは、Sprint/Nextelからスピンオフしたインターネットサービスプロバイダー(ISP)Embarqのカスタマーを対象にファイルストレージと自動バックアップを提供することで合意し、契約書にサインした。
Embarqカスタマーは、25 GBの無料オンラインストレージとマルチメディアファイルを簡単にアクセスし保存できるウェブインターフェースを利用できるようになる。1 terabyteまでをサポートする大容量パッケージも購入オプションとして提供予定。Streamloadはストレージ容量とファイル共有割り当て容量増加を収益源とする。
Streamloadは、数多くあるオンラインストレージオプションの一つ。ここしばらくの間、25 GB無料ストレージを提供してきた。Embarqにとって今回のパートナーシップは賢明な動き。一方で、同社はGoogle、Microsoftといったベンダーからのより注目度の高いサービス提供に先手を打つことを目指している。
Earthlinkも同様のWeblifeと呼ばれるサービスを提供。しかし、Weblifeの無料ストレージ容量はたったの1 GB。オンラインストレージの今日の現状のまとめとして、Mike ArringtonによるCarboniteの最近のレビュー記事(記事中、彼は「今までの中でベストのオプションだ」と述べている)も見てもらいたい 。
ISP企業とパートナーシップ提携するのは、オンラインストレージサービスにとって、とりわけ賢明な動きと言えよう。価格下落、機能面での差別化はこれからますます困難になるだろうし、(同業他社との)競争は知名度競争に絞られるかもしれない。また、ユーザー生成マルチメディアの普及が進むにつれ、大容量ストレージはISPの標準サービスと化すのでは。自動オンラインバックアップも同様に標準化へと向かうだろう。

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