Swaptree アップデート、初のスクリーンショット
Michael Arrington
0 comments »
2、3週間前、私は「Swaptree」というボストンにある未公開のスタートアップに関し、いくぶんネガティブな記事を書いた。その後、Ourielがフォローアップ記事で、フランスのサービスSplit Games社と比べ、Swaptree社が(劣るものとして)比較する記事を書いた。
その後、私が指摘したサービスの欠点についてSwaptree社のファウンダー兼CEOの GregBoesel氏と話をする機会があった。その対談と彼がウォークスルーしてくれた目を見張るようなデモのおかげで、私はこのサービスに対し間違った思い込みをしていたことが明確に分かった。
Swaptree社はユーザー同士で一銭のお金も使わずにメディアアイテム(本、CD、DVD やビデオゲーム)を交換しあうことを支援している。取引手数料はとらず、サイトに挿入されるテキスト連動広告からの収入に頼っている。新規ユーザーには、サービスはこう動く。まず、自分が現在所有していて交換したいアイテムを登録する(UPCやISBNコードを使って)。すると、あなたが持っているアイテムと交換したい人たちが持つ何千、何万ものアイテムを閲覧できるというわけだ。

Swaptree社は需要カーブを作り出すのに苦労するだろうというのが私の仮定であった。新規ユーザーに交換したいアイテムを2、3個登録してもらうだけなら簡単。ユーザーに自分が欲しいアイテムを登録してもらい、それを自分の手持ちアイテムで交換したいと思っているものとマッチングさせるのが困難であろうということ。そして、記事の最後には、本物のお金が価値を蓄えられる貨幣としての役割を持つべきものだと示唆し、だからeBayは成功しているということを書いた。
Swaptree社は実は、結構面白くもっとシンプルな方法を用いてアイテムの需要カーブを作りだしていることが分かった。ユーザーは交換したいアイテムリストを更新するだけでなく、欲しいアイテムのロング・リストも同様に作成するということだ。このリストは、Swaptree社のサイト上のアイテムをクリックすることで作成できる。または、もっと簡単な方法としてはAmazonのWishListからインポート、さらに、プラグインを使ってAmazonのサイト上のアイテムを直接クリックすることでSwaptree社の「Wish list」に登録できるようにすることもできる。これならばユーザーの多数が「WishList」を作成する気になりそうだと、デモを見たときに私は確信させられた。もしマッチングがあるときは、あなたの手持ちアイテムと欲しいアイテムの間のマッチングのすべてのケースについて、Swaptreeは両者にトレードを実行するように奨める。そして、両者が承諾すれば、トレードが成立するというわけだ。
さらに気のきいた仕組みがいくつもある。Swaptree社は「手持ちリスト」と「Wish List」リストを分析し、最大4人のユーザー間でトレードがうまくまとまり、成立するように試みる。これによって可能なトレードの数は指数関数的に増やすことができる。また、送付用宛名ラベルと切手を直接手持ちのプリンターからプリントアウトすることもできる。クレジットカードの手数料を差し引くと、切手の売上は実際は赤字となるが、それでも提供することが重要なサービスだと彼らは感じたという。さらに、封筒も提供してくれ、手元に封筒がなくなってくると自動的に新しい封筒を送ってくれる。このようなことをあげていくと切りがないのだが-簡単に言ってしまえば、Swaptree社は細部まで良く考え抜いて、トレードができるだけ簡単に成立するような仕組みをうまく造りこんでいる。(正直なところ、eBayがこのようなサービスを提供することを願うところだ)。
ときには、「間違うこと」も良いことだ。
プライベート・ベータ版のローンチはまだ先の話だが、参加できるのを私は心待ちにしている。Swaptree社のホームページから登録できる。
[原文へ]
スクリーンショット:

【関連記事】

