Taboola Lands $1.5M調達。動画発見機能を提供
by Nick Gonzalez on 2007年11月16日

taboola_logo.png検索はインターネットで最もパワフルなツールの一つだった。しかし、検索にとって近い親類にあたるような「発見」サービスが急速に勢いを伸ばしつつある。多数の新サイトが検索とあわせてレコメンデーションサービスを提供している。そうすることで、ビジターがこれまで自分でも知らなかったような好みのコンテンツを発見できるよう手助けしようというのがその目的だ。しかし、発見エンジンを独自に開発しようとすると、自サービスのコアとなるプロダクトから時間と資金を削ってしまうことになる。イスラエル拠点のTaboolaは、どちらかといえば複雑なこのような課題の解決策となるだろう。少なくとも動画サイトに関しては、だ。同社は、Evergreen Venture Partnersから$1.5M(150万ドル)を調達したことを明日(米国時間11/15)発表する。

taboolascreen.pngTaboolaでは、システムのインテグレーションをとても簡単に行える。自サイトのプレイヤー中で動画レコメンデーション(あるいは広告など。右図参照)の提供を始めるには、javascriptのタグ一行を自サイトのプレイヤーコードに書き足すだけでよい。5minでは、同サービスの実際の利用例をライブで見られる。「5minのケースでは、ユーザーが鑑賞する動画としては23%、セッション時間の長さでは53%増加した」とTaboolaは話している。

同サービスのエンジンは、フィルタリング(ユーザーによるランク付け/レビュー)、視聴者の履歴、動画メタデータ分析など複数の方法を一つにまとめた「Match Rank」というかなり複雑なアルゴリズムに基づきレコメンデーションを行う。このような方法は単独では問題を抱えやすいが、それぞれを組み合わせることで弱点を克服できるというのが同社の主張だ。また、同システムは、動画の再生時間の長さや、ある動画をユーザーが実際に視聴した時間などまで細部にわたり考慮に入れている。

同サービスには、かなり強力なアルゴリズムが潜んでいる。しかし、基本的なアイディアというのは、同サービスのシステムが、ユーザーの動画コンテンツを仕分けしてから、ユーザー自身それに同様のコンテンツを好むその他のユーザーが過去に視聴したものに基づいておすすめするというものだ。もし、さらに詳しく知りたいという場合はデモをリクエストしてもらう必要がある。だが、基本的な部分を改めて開発するのではなく、コアとなるプロダクトに注力したいというサイトにとっては良いソリューションだろう。

Taboolaのようなサービスが登場するというのは、オンライン動画分野が成熟しつつある兆しだと思っている。各動画サイトが独自に課題に取り組み、ハックするというような時期はすでに過去のことだ。オンラインでの(動画サービス進出へ)転換を図るパブリシャーの個別ニーズをより簡単に満たすような新サービスが続々と登場しつつある。動画広告コード変換、それに動画ホスティングまでを手掛けるサービスが存在するのだ。

[原文へ]

(翻訳:Nobuko Fujieda)

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20081111taboola-funding-announcement-imminent-cnn-deal/ 動画推薦テクノロジーのTaboolaに動き―資金調達?CNNとの提携?

    [...] Taboolaはわれわれが昨年紹介したビデオ推薦サービスだが、何かが起きているのは確かなようだ。 複数のイスラエルのベンチャー・キャピタリストの情報源から、同社が数千万ドルの資金調達に成功したと聞いた。主要な投資家はEvergreen Ventures Partnersだという。さらに、アメリカ大統領戦の最後の1ヶ月で、私はCNN.comのオンライン動画にTaboolaの推薦機能が使われているのをたまたま発見した。TaboolaとEvergreenは増資についてもCNNとの提携についても固くクチを閉ざしている。Taboolaは2006年の創立以来、目立たぬようにしてきた。私が聞いたところでは、同社の従業員の多くは数学に強いエンジニアで、イスラエル軍の出身だという。Taboolaの主要製品、ViDiscoveryは同社のサイトで次のように説明されている。Taboola ViDiscovery™ は、ひとつのビデオに関連するビデオを推薦するだけでなく、個々の視聴者にもっとも適したビデオをそのつど推薦する。独自に開発した数学を利用した新しい原理に基づく画期的な技術(特許申請中)を利用して、Taboolaはサイトで動画を視聴したユーザーごとに、何が次の動画として最適かを判断して推薦することができる。この特許申請中の技術は、次の3つの要素からなる。 ビデオのコンテキスト – ビデオのコンテキストをいっさいの文字によるメタデータなしに解析する 視聴者行動 – サイト上のユーザーの視聴パターンを匿名化して分析する。 個別マッチング – サイト上のビデオのコンテキスト分析と視聴者行動分析に基づき、それぞれのユーザーに対して最適なビデオを予測して推薦する。この技術が使われているところを見るにはCNN.comでここに行き、ビデオ窓の「“Videos Like This(これに似たビデオ)」というタブをクリックすればよい。もしCNNとの提携が事実なら、Taboolaの推薦技術が実際に高い能力を持っていることの何よりの証明だ。現在すでにaniBoom、5Min、Sclipoなどがクライアントとなっているが、これにCNNが加わることになるわけだ。われわれはTaboolaの動きに注目している。資金調達について公式発表があれば、すぐにアップデートしたい。CrunchBase InformationTaboolaInformation provided by CrunchBase[原文へ](翻訳:Namekawa, U) ShowListings(“arc3″); ShowListings(“arc2″); AddClipsUrl = ‘http://jp.techcrunch.com/archives/20081111taboola-funding-announcement-imminent-cnn-deal/’; AddClipsTitle = ‘動画推薦テクノロジーのTaboolaに動き―資金調達?CNNとの提携?’; AddClipsId = ‘2CBE02C952CFE’; AddClipsBcolor=’#78BE44′; AddClipsNcolor=’#D1E9C0′; AddClipsTcolor=’#666666′; AddClipsType=’1′; AddClipsVerticalAlign=’middle’; 前の投稿へ トラックバック [...]