バナー広告がまた面白くなってきた。ロンドン拠点Fhlame LimitedのTailgateは、「世界初、トランザクションをフルにこなすweb 2.0バナーシステム」と言われる。うっとうしいバナー広告を、ある目的を実現するための便利なアプリにしようというものだ。
Tailgatesのテクノロジーは、バナー広告そのものからeコマース決済(手続き)までを提供。基本的には、ユーザーは、バナー広告をクリックしてから他ページに移動し、購入に必要な手続きを取るのでは無い。その代わり、バナー広告で購入に関する手続きを行い、アイテムを購入することが可能である。ウェブサイトオーナーたちにとっての利点は、すぐ分かってもらえるだろう。Tailgateを利用すると、ユーザーが広告をクリックした際に、自分のサイトから(他のサイトへ)ユーザーが誘導されることが無くなる。そして、広告主たちにとっての利点は、購買欲に満ちた買い手をその場でキャッチするのがとても簡単になるということだ。
Fhlameは、現在、サービス開発とマーケティング強化を目的とした更なる資金調達のため、多数の大手VC企業とのデューディリジェンスを行っている。
同サービスを目にすること無しに説明するのは難しい。デモはここをクリック。
広告テクノロジーにわくわくするというのは通常では余り無い。そして、数えきれないほどの「新サービス」(を名乗るサービス)の提供内容は、既存のテーマのバリエーションに過ぎない。一方、Tailgateは、純粋に卓越したサービスだ。Tailgateの持つ豊かな潜在的可能性と共に、サービス内容のシンプルさは、群を抜いている。バナー広告から購入手続きをとるという新しい仕組みには、少々、(利用者に)慣れてもらう必要があるだろう。しかし、Tailgateがオンライン広告産業にもたらす可能性や影響を考えれば、大したことではない。Tailgateこそが、バナー広告の明日を担うサービスのひとつとなるかもしれない。
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