近所の噂話を違う全く次元に
by Nick Gonzalez on 2007年3月30日

streetadvisorlogo.png「StreetAdvisor」は、今インターネットのそこら中に過剰なまでに出現している格付け(レーティング)サービスの新参だ。商品行きたい所の格付けをするところから、ついには人間同志の格付けまで出てきている。このオーストラリア発のスタートアップは、「ご近所」を格付けする。

StreetAdvisorは近所のレビューの検索エンジン。ストリートごとに分けられたレビューは音声やビデオに22のアピール要素による格付けからなる(eHarmonyを思い出す)。各要素は全体スコアに反映される他、5つのカテゴリーとして、雰囲気、通信環境、健康環境、バリュー、必須要素(お役立ち度、サービス)で5つ星評価が行われる。近所の格付けを見つけるには、検索ボックスを使うか、レビュー毎のピンが刺さったGoogle Mapを見て探す。地図で探す時には、22要素のどれを重視するかをスライドバーで調整でき、関連の強いレビューのピンの頭は大きくなる。

streetadvisorsmall.pngさらにサイトのスティッキネス(使用頻度+滞留時間)を狙ったちょっとしたコミュニティー機能として「ガイドブック」と「ストリートボード」がある。ガイドブックはレビューの22の要素にあてはまらない話題全般を書くところ。ストリートボードは、スレッドを立てたり、みんなに呼びかけたりして近所の人たちと会話をする場。まだスタートしたばかりで、Outside.inSmalltownでのようなコミュニティの深い議論にはほど遠い。

こういうご近所評価システムの需要があることは理解できるし、ZillowやTruiliaは、近所の価値をうまく収益に結び付けてきたが、「無形」のものを捕えるのはあまり得意ではない。しかし、サービスが本当に便利になるために必要な数のユーザーを参加させるために、どうやってその気にさせるつもりなのかが理解できない。ご近所格付けサービスにたくさんの人が熱狂するとは私には思えないので、レビューを書くのは限られたわずかた人たちだけだろう。質の高いレビュアーが町中に住んでいるわけはないので、そこがYelpにレストラン経営者が山ほどいるのとは違うところだ。その代りにその町に住むわずかな人たちが書くことになる。カバーしている26ヶ国の各ストリートにつき1人を探して、ブロック内をレビューしてもらうのは、実際気の遠くなる作業だ。

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