デッドプールからの物語。 Amp’d Mobilの見苦しい残骸
by Erick Schonfeld 2007 年 10 月 12 日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

picture-221.png本エントリは、ニューヨークの不動産と、ある行き過ぎたマーケティングについてのストーリー。「Amp’d Mobile」について。同社は、独り勝手にとてもイケてる企業だと思い込んでいたMVNO(Mobile Virtual Network Operator: 仮想移動体通信事業者)。

$360M(3.6億ドル)の資本を使い切った後、6月に会社更生手続きを申請した。そのほとんどは、175,000人といわれる都心に住む若年層を対象に、MTVへの広告などに使われた。。しかし、問題は半数近いユーザーが利用料金を支払わなかったということだ。

さて、私が先週取り上げたVoodooVoxという企業が、Amp’d Mobileの旧オフィススペースに現在入居している。所在地は、マンハッタンはユニオン・スクエアという一等地。市街を一望する壮大なテラスまである。VoodooVoxのCEO、Scott Hamiltonは、同オフィススペースとカスタム制作された種々のものを「Amp’dの屍骸をエサに」手に入れたと、何ともデリケートな言い回しで表現した。破産裁判所に$16,000ドルを支払って、数十万ドルという値打ち(同氏の見積もりだ)の家具やその他もろもろを買い取ったのだ。

デスクやさまざまな物が一杯に詰まったキャビネットの中を掃除しているうちに、Hamiltonはマーケティング用グッズ(販促グッズ)の余り物に行き当たった。その中には、何と不運なことに、「死ぬんじゃない」といったキャッチフレーズが書かれたコンドームまで含まれていたと言う。このキャッチフレーズを考えついたマーケティングの天才は、会社の存続期間よりもコンドームの使用期限の方が長いことになるとは夢にも思わなかっただろう。

Hamiltonは、他にも、クロゼット一杯に詰められたAmp’dのフリースジャケットも見つけた。Amp’dに資金を巻き上げられた投資家全員宛に、同氏はこれらのフリースジャケットを送付してやるべきかもしれない。

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