TechCrunch 40セッション3: コミュニティとコラボレーション
by Duncan Riley on 2007年9月18日

ライブレポートを含むセッション3の模様は以下。

Story Blender

mini-storyblender.pngStory Blenderはネット上で協力してビデオ制作をするためのプラットホームで、ユーザーが協力してコンテンツを「ブレンド」して、新しいマルチメディアショウを作る。ユーザーはStoryBlendのオンライン編集ツールを使って、画像、サウンド、テキスト、ビデオクリップなどを「ブレンド」してビデオを作ることができる。出来あがったビデオブレンドは、友人やStoryBlendコミュニティで共有することができる。

セッション3開始。CEOはCyworldのファウンダーでもある。

オンラインでビデオを友人とミックスできて、インターフェースもよい。関係モデルには、協力者、友人の友人など複数のレベルがある。簡単に使えるビデオマッシュで機能も豊富。

この他の企業のプレゼンは下記をクリック

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TripIt

mini-tripit.pngTripItは旅行好きの人が自分で旅行プランを立てるのを手伝ってくれるトラベルオーガナイザー。ユーザーは、旅行日程の確認書のメールをTripItに転送するだけで、TripItで日程を管理できる。TripItが、自動的に旅行のプランや天気、地図、道路案内、目的地の情報などの大切な情報を入れて、全体日程表を作ってくれる。プランは印刷したり、ネットワークのどこからでもアクセスでき、ウェブ対応の携帯電話からも見ることができる。日程表や旅行予定カレンダーを共有することもできるので、友人と旅行の計画を練ることができる。

ファウンダー兼CEOは、チームの大半と同じく元Hotwire。

TripItはありきたりのトラベルフォルダーがいやで、旅行日程表を21世紀のものにした。旅行とは情報管理ビジネスであって、TripItは予約サービスではない。

ユーザーは、旅行プランをplan@tripit.comにメールして、オンライン予定表をまとめる。旅行プランのアグリゲーションのようだ。

TripItはiCalなとのプラットホームへのエクスポートをサポートしている他、microformatも検討中。tripit.jpg

友人とも旅行カレンダーを共有できる。TripItは、協業ツール付の多機能旅行プランナーサービスの需要が高くなると考えている。

サイトは今日(米国時間9/17)ベータを終えてライブになっている。採点前にサイトを見ておきたいが、理屈の上でもこれはいい考えだ。

Flock

mini-flock.pngFlockはソーシャルウェブブラウザーで、以前詳細にレポートした。Flockを使うと、ソーシャルコミュニティ、メディアプロバイダー、人気のウェブサイトなどを横断して、ビデオや写真、ブログ、フィードやコメントなどを、発見し、アクセスし、作成、共有することができる。Flockではブラウザーのカスタム化を、収益モデルとして行っている。これまでに、PhotobucketとPiczo向けにブラウザーを提供している。

flock.jpgFlockは、ブラウザーは長い間成長していないと感じていて、それが市場でのチャンスになると考えている。いろいろ面白い新機能や、Facebookサイドバーなどは私にとっては新鮮だった。ドラッグアンドドロップ機能は、以前のバージョンと比べて大きく改善されている。

正直なところ以前はFlockファンではなかったのだが、ここでデモを見た新バージョン(リリースは2週間後)には、Firefoxにプラグインを付けたのとは違う何かがある。Flockは近いうちにもう一度触れるつもりだ。

MusicShake

mini-musicshake.png韓国のMusicShakeはオンラインのアマチュアによる音楽ミックスサービスだ。ユーザーはいろいろなツールを使って、プロ品質の音楽を作ることができる。着信音や個人ウェブ(ブログ、プロフィールなど)用にカスタマイズした曲を提供することを考えている。サービスの開発、提供はSilentMusicBand Corp.。

韓国の会社。いきなり音楽が鳴って講演者ステージで踊り始めた。笑える出だしで、ダンスは私より下手。:-)

ブリトニー・スピアーズの曲かと聞かれると、韓国の本格的な音楽経験ゼロで9歳の女の子が作ったとのことだったが、ブリトニー・スピアーズそっくりだった。

インターフェースのデモ。簡単に使えそう。音楽トラックとサウンドエフェクトをミックスするのが基本。「Nuba」というMusicshakeの背後にいるロボットが、曲を推薦してくれる。

17万楽曲、1 million by 1 million。曲を作って販売するための50/50の収益分配モデルもある。

ここまでで最高のプレゼンテーションのひとつ。拍手かっさい。アイディアが面白い。

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8020 Publishing

mini-8020.png8020 Publishingはユーザーが作った雑誌を発行するメディア会社。現在雑誌は、JPGとこれから発刊するEverywhereの2つがある。8020コミュニティのメンバーは雑誌に投稿したり、批評できる。ただし、テーマの選択や記事の取りまとめ、コンテンツの最終決定など、通常の編集作業は8020Publishingが行う。コミュニティのおかげで、購読者ベースと忠実なオンラインコミュニティが自動的に手に入る。

8020のモットーは「雑誌をもっと良くする」ことで、JPG Magazineはそのサンプル。

発行間近な「Everywhere」Magazine、「インサイダーの体験」は、コミュニティの投稿による雑誌だ。

投稿はすべてウェブサイトに追加され、良いものが採用される。地域検索あり。

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投稿は300~500ワードで、誰でも参加しやすい。

面白いモデルで、JPG Magazineのファンなら気に入るだろう。

エキスパートパネル: Ron Conway、Don Dodge、Rajeev Motwani、Yossi Vardi

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Jason CalacanisがYossi Vardiにお気に入りを聞いた、答: よかったのが2つ、Music Shakeは若者にウケルだろう。あとFlockはユーザーインターフェースが難しくなければ。TripItは自分で使うところが想像できるとのこと。

Don Dodgeのお気に入り: Music ShakeとStory Blenderは、Napsterにいた頃を思い出させる。Story Blenderに質問:ビデオの著作権はどうなっているのか。 回答: YouTubeも初めから著作権ビデオをブロックしてはいなかった。「コミュニティ管理者」のレベルで著作権付コンテンツをブロックする予定。

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Michael Arringtonが著作権についてDon Dodgeに尋ねた。回答: 訴えられたことがないというのは、最後までそうだという意味ではない。

Rajeev MotwaniがMusic Shakeを大いに気に入って、自分で思いつきたかったと言っていた。TripItも「実用的で、現実的な問題を解決してくれる」とお気に入りの様子。

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Ron Conway: TripItとStory Blenderがお気入り。TripItのアイディアはシンプルだがバイラルに広がる可能性があり、インベスターからみても、簡単に収益化できそう。StoryBlenderはインターネット最大の成長のチャンスのあるビデオ分野の中で、ユニークなアイディアだ。

8020のモデルや、支払い方法、著作権などについての議論。著者は投稿した段階でコンテンツを譲り渡す。

会場からの質問: ビデオはネットでいちばんホットな市場なのか。Ron Conway: その通り。著作権のフィルタリング技術が進むにつれてやりやすくなってくる。

Don DodgeからFlockへ: 市場は古くて硬直化しているが、どうやって乗り越えるのか、ビジネスモデルはどうなのか。Flock: パートナービジネス。機能追加のために他社と協力している。複数サイトのメンバーシップで管理は楽になる。「選択」という意味では、Firefox 1.0が出てから3年たっていないが、ユーザーは1億人以上。選択肢があれば人は切り替えるもの。Yahooと検索での関係があり、最大の収入源になっている。

Jason Calacanis: FlockはFirefoxの拡張機能でよかったのでは。 Flock: Firefoxの拡張機能を使う人は殆どいない。狙っているのは広い市場。

Michael ArringtonからFlockへ: 1.0を出すまでに長くかかりすぎ、2年以上したい放題だが。将来も;ユーザーがいると思い込んでいないか。Flock: 大丈夫。みんな気に入ってくれているし、最高の製品です。(2年間についての質問に直接は答えず)。

Music Shakeに質問: 翻訳はするのか。 MS: イエス。音楽は世界共通なので、デモの曲を作ったのが韓国の女の子だと言わなかったら、気付かなったでしょう。

結論: ここまででいちばんのパネル。特に、スタートアップの質として。お気に入りを決めるのは難しいが、Music Shakeは間違いなくアイディアのオリジナリティで最高、TripItは実用的。Flockは魅力的だ。

[原文へ]

  • http://turutosiya.wordpress.com/2007/09/20/all-about-techcrunch40/ All About : TechCrunch40 « turutosiya’s Weblog

    [...] TechCrunch 40 Session 3: Community & Collaboration (japanese) [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/if-you-are-a-frequent-traveler-you-are-going-to-love-tripit/ TechCrunch Japanese アーカイブ » TripIt―ひんぱんに旅行するユーザーならこれは便利だ

    [...] TripitはTechCrunch40でデビューしたスタートアップのひとつだが、頻繁に旅行するユーザーにはものすごく役に立つサービスを提供している。使い方はまったく簡単だ。オンラインで航空機のチケットを購入したり、ホテルやレンタカーの予約をしたときに送られてくる確認メールをTripItに転送するだけでよい。Tripitはメールから必要な情報を取り出して旅行日程表を作成してくれる。メールを送る順序はランダムでかまわない。複数の旅行であってもいい。TripItの方でちゃんと判断して情報が整理される。いちばん良い点はこのサービスを使うのに登録もなにもいらないことだ。単に予約確認メールをplans@tripit.com宛に転送するだけでよい。数秒で確認メールが送り返されてくるから、そこからスタートだ。TripItは70箇所の旅行関連サイト(Orbitz、United Airlines, Marriottその他)の確認メールをサポートしているが、メールから情報が正しく読み取られていない場合はTripItのウェブサイトを訪問してマニュアルで入力することもできる。今日(米国時間10/18)、「Web 2.0 サミット」でCEOのGreg Brockwayが携帯電話(旅行に出ているときに特に役立つ)から利用できる便利な新機能を発表した。これはユーザーがTripItサーバーに対して簡単なコマンドを送信すると情報が引きだせるというもの。たとえば「GetFlight Today」というコマンドを送信すると当日のフライト情報が返ってくる。「Get Trip」で現在進行中の旅行データがすべて得られる。「Help」ですべてのコマンドと引数のリストが返ってくる。TripItはサンフランシスコの会社で、O’Reilly AlphaTech Venturesから$1M(100万ドル)の資金を調達している。[原文へ] tripit [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/flock-10-beta-released-surprisingly-very-good/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Flock 1.0ベータ版リリース、驚きのすごさ

    [...] フルリリースとなったFlock新バージョンは9月のTechCrunch 40カンファレンスで初披露されたもの。旧バージョンをベースに各種ソーシャルネットワーキング機能を盛り込んでのバージョンアップとなった。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20080516storyblender-brings-a-goofy-side-to-casual-animation/ TechCrunch Japanese アーカイブ » ダッと素早く間抜けなアニメが作れるStoryblender(500名様ご招待)

    [...] 最近プライベートベータになった「Storyblender」は、動画を速攻でカスタマイズしたい人に受けそうなカジュアル・アニメーションの新プラットフォーム。TechCrunch 40でプレゼンの選考に残った企業だ。試してみたい方のために招待券500名様分をこちらにご用意した。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20090120musicshake-gets-jiggy-with-revamped-website-and-we-have-some-free-music-for-you/ 作曲サイトのMusicShake、リニューアル、ソーシャル機能を追加(読者プレゼントあり)

    [...] MusicShakeはアマチュア向けに作曲と音声効果の処理を提供しているロサンゼルスのスタートアップだが、このほどサイトのデザインをすっかりリニューアルした。ソーシャル機能などが新たに追加され、頻繁に利用するのに楽しいサイトとなっている。MusicShakeは無料のデスクトップ・アプリケーション(残念ながらWindows版のみ)を提供している。ユーザーはさまざまなモジュールとパターンを組み合わせてプロ級の音楽を簡単に作曲できる。ひとたび慣れると(10分もかからない。初心者向けテンプレートもいろいろ用意されている)、すっかりハマってしまうアプリだ。ユーザーは作曲した音楽をmp3あるいはカスタム着メロにコンバートしてダウンロードすることができる。作った曲は友達に聞かせて自慢してもよいし、チャートに登録して広く宣伝することもできる。現在までにこのサービスを利用して5万曲近くが作曲されている。これらの曲はMusicShakeストアから個別に購入できる。売り上げの50%が作曲者に分配される。定額制のオプションもあり、月額$14.99でMP3と着メロが無制限にダウンロードできる。さて、TechCrunch読者へのプレゼントだが、PROMOTCというプロモーション用コードを入力して登録したユーザー、先着1000名はmp3が3曲、無料でダウンロードできる。(通常料金はそれぞれ$3.00)。リニューアルされたサイトは新しい色使いの新しいUIになっており、オンライン版のMusicShakeにはソーシャル機能も追加されている。登録ユーザー同志の直接コミュニケーション、ユーザーそれぞれの専用のプロフィール・ページ、フォーラム、ユーザーがプレイリストを作って公開する機能などだ。MusicShakeで作曲された曲はFacebook、Imeem、YouTubeその他のサービスを通じて簡単に公開できる。このサービスは2007年の9月にTechCrunch40カンファレンスで公開された。(下のビデオ参照)。当時、MusicShakeはまだ韓国に本拠を置いていた。MusicShakeはこれまでに2回のラウンドで$3.5M(350万ドル)を調達している。CrunchBase InformationMusicshakeInformation provided by CrunchBase[原文へ](翻訳:Namekawa, U) ShowListings(“arc3″); ShowListings(“arc2″); AddClipsUrl = ‘http://jp.techcrunch.com/archives/20090120musicshake-gets-jiggy-with-revamped-website-and-we-have-some-free-music-for-you/’; AddClipsTitle = ‘作曲サイトのMusicShake、リニューアル、ソーシャル機能を追加(読者プレゼントあり)’; AddClipsId = ‘2CBE02C952CFE’; AddClipsBcolor=’#78BE44′; AddClipsNcolor=’#D1E9C0′; AddClipsTcolor=’#666666′; AddClipsType=’1′; AddClipsVerticalAlign=’middle’; 前の投稿へ トラックバック [...]