いま入ってきたニュースによると、Technoratiはさらに2人の幹部社員を失った。Tantek CelikはTechnoratiの技術責任者を3年務めた後で退社した。またエンジニアリング担当副社長を3年務めたAdam Hertzも退社した。TantekとAdamは2人ともTechnoratにおけるテクノロジー開発にあたって重要な役割を果たしてきた。TantekはさらにMicroformats その他のオープン規格に関するスポークスパーソンの役割を果たしていた。
ブログ記事から判断すると、2人とも「他のチャンス」を求めて会社を去ることを決めたようだ。2人ともTechnoratiでは緊密に連携して働いていたので、あるいは2人の求める「他のチャンス」は同じものかもしれない。技術部門のもっとも重要な人物2人に去られるというのはTechnoratiにとって大きな打撃だ。Technoratiの技術に対する信頼はTantekの存在によって大きく支えられている面があった。近年Technoratiにつきまとっていたシステムダウンやパフォーマンスの低下などの問題と戦う上でTantekは特に強く必要とされていた。TantekはまたTechnoratiとそのサービスを中心としたデベロパーのコミュニティーのサポートの主たる責任者であり、Technoratiが提唱するタグやマイクロフォーマットなどの規格の普及の面でも大きな役割を果たしていた。現在、Technoratiはほとんどあらゆるブログのプラットフォームに組み込まれており、TechnoratiのAPIを利用してさまざまなサイトの最新エントリや評判、その他多数の情報が表示されている。Technoratがサードパーティーの開発者の間で大きな信頼を得ているのはTantekや彼のチーム(たとえばKevinMarksだが、彼もまた今年に入ってGoogleへと移っていった)が発揮してきた伝道的な情熱とコミュニティーに対するサポートによるところが大きかった。
この問題がTechnoratiに与える影響はまだ不明だが、サードパーティーのデバロパーの多くはTechnoratiの技術開発チームの中心メンバーに強い絆を感じていた。それがこの間、ほとんどTechnoroatiを去ったことになる。またTechnoratiはMicroformatsのような新しい試みを推進してきたが、その責任者もまた今回会社を去った人々だった。こういった新しい試みが今後どうなっていくのかも現在不透明な状態だ。さらに、サードパーティーのデベロパーのTechnoratiに対する信頼がいささか揺らいでいるのを、立て直せるかどうかが、重要な課題となってくるだろう。
アップデート: Technoratiのプロダクト・マネージャー Liz Dunnも退社したことが判明した。ただしこれについてはDave Sifryブログ記事には言及がない。LizはTechnoratiを去ってWill FarrellのSequoiaが資金提供するコメディービデオサイト、FunnyOrDieにプロダクト・ディレクターとして加わる。LizはTechnoraiに1年半勤務し、新らたにローンチされたサイトの責任者を務めた。
この件に関しては続報準備中。
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