Technoratiが求愛ダンスを始めた
by Michael Arrington 2007 年 4 月 4 日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

アップデート: Dave Sifryがコメントの中でこう言っている。「これだけは言っておきたい。Technoratiは売りに出されていない」。もちろんこれは、Technorati は売りに出されている、という意味だ

ブログ検索エンジンのTechnorati といえば毎度、スタートアップの中でも抜きん出て秘密主義なことで知られる。ベンチャー資金の調達についてもノーコメントだし、仮に誤報があっても直さず放置しておくぐらい、その秘密主義ぶりは徹底している。だからCEOのDave Sifryがわざわざ表に出てきて、Technoratiのページビューとユニークビジターの増加を示す最新統計を山と公開した日には、これを事件といわず何という、なのである。

Sifryによれば、Technoratiのこの30日間のユニークビジター数は2ヶ月前の350万人から大幅に増えて計900万人に達した(本当とは思えないぐらいの激増ぶりだ)。 実数は公表されていないが、ページビューも3月で53%増え、この3ヶ月で141%増えたという。おおーっ。

創業4年のブログ検索エンジンとしては目覚しい成長である。それにしても何だってこんな急にTechnoratiは、データを開示する気になったのだろう?

考えられる理由は2つだ。昨年12月に「TechnoratiがGoogle Blogsearchに追い抜かれた」とHitwiseが報じたことで、いたく社名に傷がついた。開発のキーパーソン、Kevin Marksが2月に会社を辞めGoogleに転職したことも人の噂に上り始めた。そうこうするうち、Technoratiの投資家が新CEO探しを始めたという話まで出てきた。そんな次第なので、Sifryはただ単に「見ろ、自分たちはこんなに好調なんだ」と外に示し、自分たちの縄張りを守ろうとしているだけなのかもしれない。

2つ目は、Technorati が会社の売却に本腰を入れ始めたのではないか、という可能性。つまり将来の見合い相手に売り込みのドキュメントを出し始めた…。いずれにせよ情報開示は良いことだし、これからもTechnoratiがこんな風に社内の統計を公開してくれるなら、それに越したことはないだろう。

参考までにComscoreのデータも引き出してみた。Sifryがエントリで引き合いに出しているHitwise、Quantcastの統計と比べてみると良い。Comscoreの統計でも、TechnoratiはGoogle Blogsearchよりユニークビジター数、ページビューともに伸びているね。そんなわけなので、もう昨年6月のことは掘り返さないでおこう(Comscoreも正確なサイズを把握できないぐらい当時のTechnoratiは規模が小さかった)。


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