TechStars: 起業家のためのサマーキャンプ(+キャッシュ)
by Michael Arrington on 2007年1月26日

TechStarsは新しいスタートアップのファンド/インキュベーターでTechCrunch Forumsでちょっとした話題になっている。YCombinatorと同じように、ベンチャーの種になるようなアイディアを持っているだけで無一文の起業家を集めている。

現在志望者を募集中で、その中から10社が選ばれる。選ばれた起業家30人(TechStarsはアイディア1件につき3人のファウンダーを想定)は、2007年5月21日にコロラドのBoulderへ行き、夏一杯かけてアイディアをふくらませる。各ファウンダーグループには$15,000のシードファンディングが与えられ、Boulderのコロラド大学近くに住居も探してくれる。TechStarsはスタートアップ各社の株式の5%を受け取る。

このやり方はYCombinatorのモデルと似ている。あちらはファウンダー1人に付き$6,000、取得する株式は6~8%だ。これまでのところこのモデルはうまくいっていて、いくつもの期待のスタートアップがローンチしているし、YCombinatorがファンディングしたRedditは去年のハローウィンにCondé Nastに買われた。

TechStarsのバックはしっかりしていて、David CohenBrad Feld、Jared Polis (Blue MountainとProFlowersのファウンダー) それにDavid Brownが投資している。多くのメンターも名を連ね、この夏スタートアップたちの相談に乗ることになっている。

最近(一部の)投資家が、資金過多気味のウェブスタートアップに巨大な資本を注ぎ込むのを止めて、こうした構造化されたメンター方式のエンジェル投資へと大きくシフトしているのを感じている。YCombinatorとTechStarはニッチを確実に埋めているし、最近の
Charles River Ventures
の小規模(かつ素早い)投資への進出もそうだ。

この夏最低でも1回はTechStarsを訪ねて、新進スタートアップにインタビューしてくるつもりだ。TechStarはこのプログラムを毎夏続ける予定。

[原文へ]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/y-combinator-taking-apps-have-idea-will-travel/ TechCrunch Japanese アーカイブ » 「アイディアあり、出張可」の諸君、Y Combinatorがアプリケーションを募集中

    [...] 良いアイディアを抱えているなら、この夏、それが成長するところを見たくはないだろうか? Y Combinatorがこのほど夏休みのアプリケーション開発実習キャンペーンを発表した。アプリは4月2日から10日までの間に提出すること。数点が選ばれて4月21日、22日の両日Mountain Viewで公開される。選定されたアプリの開発チームは夏休みにマサチューセッツ州ケンブリッジに移動して開発と学習を続ける。知らない読者のために説明しておくと、Y Combinatorは〔開発初期の〕シード資金を提供するベンチャーファンドで、スタートアップを始める若い起業家を少額の資金と助言を与えることによって支援しようというPaul Grahamの理念のもとに運営されている。投資額のベースは1件5千ドル、プラス、ファウンダー1人につき5千ドルずつ。それと引き換えにY Combinatorはスタートアップ会社の1-10%の株を取得する。通常対象として想定されている相手はプログラミング能力があり、大学を卒業したばかりの若いチームだ。すでにこの分野で実績のあるベテランは対象とならない。このプログラムについて、少額の投資にしては、これほど大きな割合で会社の所有権を手に入れるのは不当ではないかという批判がある。読者の一部はコメント欄でこのプロジェクトをペテンだと呼んでいる。これはわれわれが紹介したY Combinatorの投資先企業の一部。有名なところではKiko、Reddit、Looptなどがある。出口戦略は、現在まで、もっぱら買収によっている。Kikoはいったん閉鎖されたが、その後Elliot Nossによって買収された。Redditは〔大手メディアグループの〕Conde Nastによって買収された。コロラド州ボールダーのTechStarsもしっかりした基盤を持つベンチャーファンドだが、やはりY Combinatorのモデルを採用、経験を積んだ助言者(メンター)とキャッシュを意欲的なスタートアップに提供している。Y CombinatorやTechStarsなどの小規模ベンチャーファンドとはクラスが違うが、格式高いベンチャーキャピタルのCharles River Venturesも、最近、Quick Startという少額 (最高25万ドルまでの融資)のスタートアップ援助プログラムを開始している。Y Combinatorのプログラムへの応募の詳細はここに。意欲ある若い起業家は3月にPalo Altoで開催されるStartup Schoolもチェックすること。しっかり努力すれば、あなたの会社もTechCrunch 20で紹介されるのに間に合うかもしれない。[原文へ] TechStars Y Combinator [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/techstars-makes-selections-start-up-summer-camp-for-10-teams/ TechCrunch Japanese アーカイブ » TechStarsの「起業家のためのサマーキャンプ」、招待者決定

    [...] TechStarsはYCombinatorと似たようなやり方を始めている。10チームのスタートアップに最高1万5千ドルをシードキャピタルとして投資し、さらにコロラド州ボールダーで、オフィススペース、事業運営のサポート、ビジネスリーダー(その後、本格的投資者になる可能性もある)からの助言などのサービスを提供する。投資とこれらいっさいのサービスと引き換えにTechStarsが求めるのは、スタートアップ企業の株式のわずか5%に過ぎない。われわれの紹介記事はここに。300件の申し込みから10件のスタートアップのアイディアが選定された。すべてのスタートアップ・チームは5月15日にボールダーに集まり、プログラムは5月21から向こう3ヶ月間にわたって実施される。毎週3回の晩のミーティングが予定され、スタートアップチームは40人のメンターからプライベートな指導を受けたり、公開のパネルディカッションに参加したりする機会を与えられる。同時に著名なベンチャーキャピタリストであるTechStarsの4人のファウンダー、Brad Feld、David Cohen、Jared Polis (BlueMountainと ProFlowersのファウンダー)、David Brownから頻繁に指導を受けることができる。どんなスタートアップが選定されたのかまだ全容がはっきりしないが、そのうちの2つはSocialthing!とIntense Debateだという。Socialthing! はSNS方面の活動を行う予定で、Intense Debateはオンラインのリアルタイムでのディベートを扱うらしい。YCombinatorのモデルもこれに似ていて、ファウンダー1人あたり6千ドルを支給、スタートアップの6-8%の権利を得る。この仕組みはすでに成功しており、YCombinatorの投資先のひとつRedditは去年のハロウィーンにCondé Nastに買収された。招待が決まったチームについてみると、年齢は20歳-36歳で中心値は25歳。7つのチームが一般ユーザー向け (ソーシャル・ラーニング、ソーシャル・ネットワーキング、ソーシャル・メディア、モバイル、ソーシャル・メディア共有、アラート/メッセージ、地域/コミュニティー)、残りの3チームが企業向け (SMB/ニューメディア、インフラストラクチャー / VOIP 応答、企業向けソーシャルネットワーク)。 1チームはパートナーの1人がスウェーデンから来ているものの、他のチームはアメリカ各地から来ている。(ニューヨーク市、フィラデルフィア、セントルイス、サウスカロライナ、デンバー、シアトル、ジャクソンビル、ロサンゼルス)。応募者の80%は20-30歳、最年少が14歳で最年長が62歳だった。アイディアの内容についてみると、一般ユーザー向けサービスが75%、企業向けサービスが20%、一般公開サービスが5%となっている。編集部注: この記事はWeBothLikeの共同ファウンダー Steve Polandによって執筆された。[原文へ] TechStars [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/techstars-2008-applications-now-open/ TechCrunch Japanese アーカイブ » TechStars、2008年の募集を開始

    [...] スタートアップファンド/インキュベーターのTechStarsが、2008年の募集の受付を開始した(1年前のわれわれの記事はこちら)TechStarsはシードファンドとして最大$15000(ファウンダー1名につき$5000で最大$15000)を、いいスタートアップのアイディアはあるが金はない起業家に提供する。10組の入選者が選ばれ、選ばれた人たちは、夏の大部分を、コロラド州Boulder北部の別荘でアイディア実現のための時を過ごす。TechStarsは見返りとして、各スタートアップの株式の5%を取得する。入選者はTechStarのオフィスを自由に使うことができ、法律相談に乗ってもらえるほか、強力なスタートアップメンターの面々からアイディア実現のアドバイスをもらうこともできる。米国以外の企業も申し込めるが、夏一杯、コロラドに滞在するための法的資格が必要になる。昨年入選した10社のうちの8社には、現在エンジェルまたはベンチャーが付いていて、利益をあげているか、買収の話が来ている。また10社中6社が、TechCrunchで知って応募したという(TechStatsによる)。TechstarのプログラムはYCombinatorと似ている。どちらもよく考えられていて、スタートアップ予備軍の夢の実現に手を差し延べるものだ。付随するサポートは一級品で、特にシリコンバレーにコネのない人にとっては得難いものだ。つまるところ、見出しの数字は$15000だが、関連するサポートの方がはるかに価値は高い。申し込み締切は2008年3月31日[原文へ]TechStars (翻訳:Nob Takahashi) [...]