MS-Exchangeダウンの度に儲かるTenerosが、シリーズDで$40M調達
by Erick Schonfeld 2008 年 2 月 5 日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

teneros-logo.png笑えるネタ。シリコンバレーの「Teneros」という新会社が今日(米国時間2/4)、シリーズDで$40M(4000万ドル)の調達を完了した。リードはAdvanced Equities。

これで同社が創業以来募った資金は延べ$84.5M(8450万ドル)となった。他にはGoldman Sachs、New Enterprise Associates、Sevin Rosen Fundsも出資に加わっている。

Tenerosは何をしている会社なのか? この会社は遠隔管理の「コンティニュイティ・アプライアンス(業務継続維持アプライアンス)」を売っている。これを使ってサーバーのバックアップを取っておくと、いざMS-Exchangeがクラッシュしても会社は無事メールにアクセスできるというわけだ(AOLの「We’ve got your mail」みたいに、ここも「Teneros」ってより一人称複数の「Tenemos」に改称検討した方がいいのでは?)。

今や企業の3分の2はMicrosoft Exchangeを採用している。年間たった数時間でもメールのダウンは事業に多大な損益をもたらすもの。今回の調達もそうだが、Tenerosの面白いところは、何から何まで全体がMicrosoft Exchangeの不具合を前提に成り立っているところだろう。つまり、ここに出資する投資家たちは$84.5M(8450万ドル)という金を「マイクロソフトはExchangeを直せない。従ってTeneros製品が不要になることはない」という方に賭けているのだ。

マイクロソフトがExchangeにいくら投資しても、お構いなしでクラッシュする時はクラッシュする、それはこれからも変わらないだろう。その同じ企業が今は、ヤフーを救おうとしている…。

CrunchBase: Teneros

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