IPTVの長く地道な旅―Microsoftのセットボックスが100万台を突破
by Erick Schonfeld on 2008年1月8日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

msft-mediaroom-logo.pngMicrosoftがセットトップボックスのソフトウェアビジネスへに参入して10年以上になる。同社の現在の取り組みはMediaroomと呼ばれるもので、IPTV(インターネットプロトコルTV)を強く後押しすることに焦点を置いている。IPTVはその名と裏腹にPCのウェブ上のTVのことではない。ケーブル会社に戦いを挑む電話会社向けに、Microsoftが提供するビデオ配信のためのインターネット技術だ。

今日(米国時間1/7)Microsoftは、世界で20社を越えるサービスプロバイダーを通じて、100万台以上のMediaroom内蔵のセットトップボックスがテレビ番組を配信していることを発表した。この中にはAT&TのU-verse、Deutche Telekom、British TelecomのBT Visionらが含まれており、BT Visionは、現在使用されている通常のセットトップボックスに加えて、今年中には英国内のxBos 360のコンソールユーザーに対しても、IPTVサービスを提供すると最近発表している。

MicrosoftによるIPTV配信数の上位各社の詳細は以下のとおり。

  • AT&T U-verseの米国内でのIPTV契約者は12万6000人(2006年10月現在)で、2008年末には100万人を目標にしている。
  • BT Visionの契約者数(Xbox以前)は10万人。
  • Deutsche Telekomは12月に、契約者数10万人を突破した。

TVの契約者数が全世界で100万というのは、ケーブルTVや衛星TVと比べると依然として僅かにすぎない。Microsoftが全世界の契約者数を200万人にするのに、あと1年かかるようならケーブル会社や衛星会社はあまり心配するにあたらない。しかし、勢いを得て1000万契約に達するようなら、Microsoftにとって本物のビジネスになる得る。

IPTVセットトップボックスの土俵にいるのはMicrosoftだけではないが、この新興市場を占う重要な指標ではある。Googleも、市場が本物にならないうちに、この分野への取り組みを加速してくるかもしれない。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

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