われわれが主催するTechCrunch Boston MeetUpでスタートを切るMzingaという会社は、ホワイトレーベルのソーシャルネットワークを消費者調査に持ち込む。Mzingaとは、スワヒリ語で「蜂の巣」の意味で、実はKnowledge Planet(ウェブベースの企業教育)とShared Insights(ウェブコミュニティー)の2社が合併して再ブランドした会社だ。始まっばかりながら会社のビジネスは順調で、年間売り上げ$17M(1700万ドル)、従業員数は100名。CEO Rick Faulkによれば収支は「ほぼトントン」とのこと。
企業はMzingaを使って、特に熱心に顧客や、社友、退職者などのためにソーシャルネットワークを作ることができる。企業ごとに選んで追加できるソーシャルモジュールのメニューには、ブログ、wiki、アンケート、世論調査、アンケート、カレンダー、フォーラム、タグ、クラウド、ファイルアップロードツール、個人プロフィールページ、グループページ、Digg風投票付のアイディア管理ツールなどがある。Faulkは以前、WebExでマーケティング責任者をやっており、Mzingaはすでにサイトのコミュニティ部分を強化している。WebExの特に熱烈な顧客は、参加してWebExが将来採用すべき機能についてフィードバックすることができる。
今月は企業向けソーシャルネットワークの当たり月のようで、先週もホワイトレーベルのソーシャルネットワークNetworked Insightsがローンチしたところ。Mzingaと同じく、企業のサイトに顧客が集まって商品について話し合う場を作ることができる。ただし、こちらは構文解析とコンセプトマッチングを使って、書かれた内容の正確な意味を抽出する。そして、チャットやコメントは、それに関連するコメントやメッセージがが他にどれだけあるかによってランク付けされる。つまり、声が大きくて、商品にクレームばかりつけても、誰も話題に加わったりリンクがついたりしない客は、1回の書き込みでも、そこから発生したコメントやリンク、レーティング、招待など多い静かな客よりもランクが低くなる。
こうして会話の内容を取り込んで、意味を堀り起こすことができるなら、他のどんなフォーカスグループよりも強力になる可能性があるはずだ。が、問題は、どうやって企業の典型的な顧客に参加してもらうかにある。単に一徹なだけだったり、すでに熱狂的なブランドファンだったりする人でなく。
企業のソーシャルネットワークは派手ではないが、金が眠っているかもしれない。Networked Insightsは顧客ブランドのソーシャルネットワークに年間20万ドルの値を付けている(料金は会話の数による)。Mzingaはセルフサービス版が月額1000ドルで、フルサービス版は1万5000ドル(年間18万ドル)で、サイトを作って、参加者を集めて、管理するところまでMzingaがやる。Faulkは、もっと高いオプションを買う人がたくさんいるはずだと考えている。「成功するためにお金を出したがっている会社がいる」とFaulkは言うが、どこか、自分の幸運を信じることのできない人にようにみえる。
Faulkは、マーケティングにソーシャルなアプローチもとっている。Mzingaのソフトウェアを使って、本のクラウドソーシングを目的としたサイトを作ったのだ。『We Are Smarter Than Me』という本は、5000人が執筆して、Whartonから出版された。9月24日に発売されてから、第1冊の1万5000部がほぼ売り切れたそうだ。本の内容は、(当然)ビジネスを成功させるために、いかに他人を使うか、についてだ。
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi)




コメント
Commenting Options
Create an avatar that will appear whenever you leave a comment on a Gravatar-enabled blog.