New York Postの勘違い――MicrosoftのYahoo代替役員リストが全てまとまる
by Erick Schonfeld on 2008年3月28日

今朝(米国時間3/27)、New York Postがこんな見出しの記事を掲載した:

マイクロソフト、未だ役員決められず
YAHOO役員の名はまだ!

その後その記事は、シリコンバレーにはMicrosoftが決めるYahooの現執行部に代わる取締役になりたい人物はいない、と示唆している。それはYahooインサイダーと、この検索の巨人と組む他の人たち両方との関係が悪くなることを恐れているからだという。我々は2週間前に代替役員リストに載っているかもしれない候補の名前を集め始めたが、これは初耳だった。

しかし、誰もJerry Yangや他のYahooの内部関係者(残留組)を恐れていない、というのが悲しい真実だ。New York Postは取締役候補として検討され辞退された数人の個人名を暴露したかもしれないが、それで「本当はソフトウェアの巨人には取締役候補がいない」証拠と思ってはならない。というのも、実際、Microsoftは候補者を決めていて、それに選ばれた人は招聘されれば役員になることをすでに了承しているからだ。これは候補者のひとりに確認済みだ。

では、なぜMicrosoftはいまだに取締役案を明かさないのだろうか。それは取締役を務めてくれる人を見付けられないせいではない。それどころか、Microsoftが静かになってしまったのは、MicrosoftがYahooとの契約提携交渉の真っ最中だからなのだ。修正提示価格は1株あたり$34以上、という予想は事実に基づいている。もしその契約が目前に迫っているなら、新しい取締役の候補者名を出すなどという敵対的なことをするのは無駄だ。実際のところ、候補がいないということは契約がまとまるチャンスが高いことを意味している。もしMicrosoftが今後数日のうちに候補者の公開を決めたら、交渉がうまくいっていないことがわかるだろう。

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(翻訳:Megumi H.)