無料の携帯通話サービス、欧州より先にアメリカで実現か?
by Michael Arrington on 2007年7月31日

米インディアナ州のMosh Mobileという会社についてはまだ詳しい実態は把握してないが、この会社がどうやら携帯購入後の米国の顧客を対象に広告ベースの携帯通話サービスを無料で提供するらしい。このニュースは、鳴り物入りで業界に参入した米国のバーチャルモバイル事業者(MVNO)のAmp’d が$360M(3億6000万ドル)の資本を散財の挙げ句、事業を撤退した直後に入った。

欧州のバーチャルモバイル事業者(MVNO)のBlykも似たモデル(広告収入ベースの無料通話サービス)の企業だが、サービス開始日に数日間の遅れが出ている模様。米サイドのMosh Mobileはまだプライベートの“ベータ”だが、いちおうサービスは開始済み。Mosh Mobile利用者に招待してもらわないとサービスには加入できないが。同社のサービスプロバイダがどこの会社かについては、まだ公表していない。

ここのビジネスモデルは、「サービスはテキストメッセージやワイヤレスのウェブポータル、ワイヤレスページに挿入する広告および、無料ワイヤレス対応アプリでサポートする。多様なユーザー集団をターゲットにする」というもの。これで現実的なARPU(ユーザー1人当たりからあがる平均収益)を回収しようと思ったら、それこそ死ぬほど広告を出さなきゃだめだろう。ユーザーがそれに耐えられるか、広告主が望む成果を得られるかどうかは、ちょっと分からない。

同社は資金調達済みという話だが、詳細は開示していない。ユーザー向けにはTwitterの同社専用アカウントで最新情報を更新している。

[原文へ]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/will-europes-free-mobile-service-blyk-finally-launch/ TechCrunch Japanese アーカイブ » ヨーロッパの無料携帯、Blykついにローンチか?

    [...] TechCrunchUKによると、例のヨーロッパの広告による無料携帯サービス、Blykはさんざん話題になりながらさんざん遅れていたが、とうとう近々ローンチする運びのようだ。Blykは9月24日に記者会見を予定している。また、同社では「サービス開始に向けて順調な仕上がり」と述べている。この無料サービスは16-24歳の若者をターゲットにしているらしい。つまりこの年齢層のユーザーは無料で携帯で通話とテキスト・メッセージができるなら延々と続く広告も我慢する可能性が高いと考えられているようだ。Mosh Mobileは、これのアメリカ版というはずなのだが、私が話をしたアメリカの携帯キャリヤでは誰一人としてこのプロジェクトのことを聞いたことがない。資金調達が行われた形跡もないようだ。私の勘では、ただの夢物語だと思う。来週のiPhone UKのニュースも注目。[原文へ] blyk [...]