今日、ウェブはかつてないスケールで世界的になっている。以下に、comScoreのState of the Internet(インターネットの現状)という新しいレポートからの図表をベースにグローバルな競争の実態を紹介してみた。
1996年には全てのオンライン・ ユーザーの3分の2(66%)がアメリカに住んでいた。しかし昨年10月には事態は完全に逆転して、オンライン人口の77%がアメリカ以外の国に住んでおり、アメリカに住んでいるユーザーの割合は23%だった。アメリカは依然、ウェブ閲覧者数で最大の国(月間1億6200万)だが、中国が急速に追い上げて(9600万)いる。
中国では、地元発のサイト、TenCent、Baidu、Sinaなどがすべて中国国内からのトラフィックでMicrosoft、Google、Yahooのいずれをも上回っている。
事実、ロシア、日本、韓国のような大きな市場では地元発のサイトが優位に立つ傾向が見てとれる。
SNSはもっとも成長の著しい分野(年率60%近い)だが、写真サイト、エンタテインメント・サイト、ポータルに比べて普及率では(40%以下と)まだ劣っている。
もっとも成長が速かったSNSはもちろんFacebookだ。2線級の集団から飛び出して今やMySpaceとツバぜりあいをするまでになっている。
ウェブ検索の分野ではGoogleが世界のシェアの62%を握って君臨している。
しかもGoogleはアメリカ以外の地域ではアメリカにおけるよりもシェアが高い。アメリカでは53%なのに対して、ヨーロッパやラテン・アメリカの一部地域では90%に達している。
検索連動広告の効率性について見ると、Googleはおよそ半分の検索に対してしか広告を掲出していないのに対してYahooは検索の75%に広告を掲出している。しかし広告が掲載された例について、Googleは検索1件に対して平均0.24回の有料クリックが発生しているのにYahooの場合は0.18回、Microsoftの場合0.14回に留まっている。(AOLとAskの検索広告もGoogleがOEMしており、クリックスルー率は同様かやや上回っている)。
バナー広告ではYahooが19%、MySpaceが15%と最大の市場シェアを得ている。(Microsoftはだいぶ離された3位で6.6%)
comScoreのレポートはまたMicrosoftとYahooのユニーク訪問者についての推計も掲載している。MicrosoftとYahooが合併すれば、重複を除いた世界の月間ユニーク訪問者は1億7300万を数えることになる。これはすべてのページビューの10%、検索の32%、バナー広告の24%のそれぞれシェアに相当する。
MicrosoftとYahooにはそれぞれ2億6千万のウェブ・メールユーザーがいる。 (重複を含む)。これに対してGoogleのGmailは8700万で3位となっている。(Googleの幹部たちがメールとIM分野での市場の集中化傾向について何かと懸念を漏らすわけだ)。
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(翻訳:Namekawa, U)















