これはクールなアイディア-うまく活用されさえすれば
by Michael Arrington 2007 年 3 月 10 日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Freebaseが今日(米国時間3/9)、ローンチ。同社は、世界の情報を整理し、世界どこからでもアクセス可能でより便利なものにすることを目指しているスタートアップ企業。もし、最後の部分がどうも聞き覚えがあると思った人がいたら、それは、基本的にはGoogleのミッションだからだ。しかし、どうやらFreebaseも同じことを目指しているようだ。

FreebaseはGoogle Baseと同じく膨大なデータベース。データベースの目的はできるだけ多くの情報を一箇所へ集中させ、そこへ参加者がデータを自由に追加したり、アクセスできるようにすること。 また、ディベロッパーはAPIセットを通じてFreebaseから情報を抽出可能、ウェブアプリケーションに加えることもできる。異なる組織によって管理される分散データでは簡単に実現できないような、高度に構造化されたデータ間での関連付けを構築することも可能だ。Tim O’Reillyは、サービス概観について広い視野で考察、かつ、細部にわたり論じると共に、サービスが重要なものである理由についても触れている。NY Times紙のJohn Markoffは大衆に向けて説明している。

O’Reillyは次のように述べている:

みなさんに「Metaweb(Freebaseを制作した企業)が目指しているもの、セマンティックウェブを構築するためのwikipediaのようなシステム」についてわかってもらえれば、と思う。しかし、W3Cによるコントロールされたオントロジーによるセマンティックウェブとは異なり、Metawebはフォークソノミー的なアプローチを採用している。これには、人びとが新しいカテゴリー(タグとほぼ同様)を追加できる為、追加したタグの重複が雑然と不規則に広がる可能性がある。

さて、これらの真のパワフルさというのは、カテゴリー、データタイプそれに、これらを定義づけるウェブ分野全てが、データの持つ意味を抽出可能なアプリケーションにとって、新たな鍵としての役割を果たすことだ。それこそがMetawebを一種のセマンティックウェブアプリケーションになし得ている。

Metawebがこれらをきちんと実現できれば、このボトムアップ式のアプローチは、データ、新カテゴリーそれに思考方法の新しい関連を構築するだろう。当分の間は雑然として矛盾したものだろうが、今晩のNew York Times掲載記事のためにMetawebについてJohn Markoffに語ったように、グローバルな頭脳のためのシナプスを構築しているようなものだ。

Freebaseはすでに、Wikipediaその他からのデータを抽出、個人ベースでもデータ利用可能。同システムからのデータ消去の程度についてはまだ明らかにされていない。

Freebaseは、「オープンで便利なもの」という点でGoogle Baseとは異なるように思える。明日、Google本社で、額をはたと打ちながら「自分たちも同様のことができたはずなのに」と思うのは一人ではあるまい、と思っている。

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