TicketMaster、 オンライン・チケット再販売業者TicketsNowを$265Mで買収
Erick Schonfeld
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スーパーボウルとIACの分割にちょうど間に合わせたかたちで、Ticketmasterはオンラインのチケット再販売業者TicketsNowを$265M(2億6500万ドル)で買収することに成功した。これは昨年eBayがStubHubを$310M(3億1千万ドル)で買収したのに次ぐもの。TicketsNowはオンライン・チケット再販売業者としてはStubHubに次いで2位、2006年には年間$200M(2億ドル)分のチケットを再販売している。 情報源によると、Ticketmasterは最初RazorGatorをほぼ同一価格で買収しようと試みたが、デュー・ディリジェンス調査の過程で取りやめた。財務内容を調べたところ、不満足な結果だったもよう。この業界に詳しい別の情報源によると、TicketsNowに支払われた$265Mは、同社のEBITDAの35倍、 $60M(6千万ドル)の売り上げの約5倍という。
チケットの再販売業者というか、はっきり言えばダフ屋が再販するチケットは、もとをただせばTicketmasterのような大手チケット業者から誰かが買ったものが多い。Ticketmasterにしてみれば、TicketsNowみすみす利ざやを抜かれているのが惜しかったわけだ。しかもTicketmaster自身が運営するTicketExchangeがぱっとしない成績を続けていたからなおさらだ。
TicketsNowの買収はイベントのチケットの2次販売市場がいかにホットなものになってきているかを証明したものといえよう。Ticketmasterの参入はこの業界を「合法化」するのに役立つに違いない。(われわれも業界が抱える問題について書いている)。
このニュースをスクープしたWall Street Journalの記事 (有料)にはこうある。
Ticketmasterの社長、CEOのSean Moriartyは「わが社はこの新しい事業部門で、イベントの会場や主催者に売り上げの一部を還元することを計画している。ただしまだ具体的な配分方法などは未定」と述べた。彼はまた「この動きはチケット再販売業者に対するコンサート業界および一般公衆の認識を変えていくきっかけになる」としている。再販売業者は以前は「怪しげなダフ屋」と見られていたが、主にインターネットのおかげで、地位が向上してきた。「5年前には主催者はチケットが再販売されることを嫌っていたが、現在では主催者も再販売に加わって利益の分配を得ようとしている」とMoriarty氏は語った。チケットの2次販売の市場サイズは推計が難しい。アメリカ市場の売り上げは年間$2.5B(25億ドル)から$5B(50億ドル)と推定されている。
IACから分離して独自にやっていこうとするTicketmasterとしてはこれはなかなか魅力的な成長市場といえるだろう。
comScoreによると、TicketsNowは12月のユニーク訪問者が150万で、1年前とほぼ変わらず。ライバルのStubHubは340とeBay傘下で順調に成長している。(ただし11月に大幅な落ち込みを経験している)。
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(翻訳:Namekawa, U)
タグ: iac, TicketMaster, Ticketsnow【関連記事】





2008年 4月 1日 at 3:12 am