この9ヶ月の間にホテルのビデオガイドというニッチ分野が成長してきた。われわれは2007年6月に最初のビデオ・ホテルガイドとされるTrivopを紹介した。これにTVTripが続いた。このホテル・ビデオガイドは7月に$4.8M(480万ドル)の資金を集めることに成功している。どちらのサイトもプロが制作したビデオを掲載している。
この分野に新規参入してきたTripr.TVは、これに対して、経済的なインセンティブを与えてユーザー生成ビデオの投稿を促そうとしている。ユーザーが投稿したビデオを通じてホテルに予約が入った場合、ホテルからTripr.TVに対して支払われるコミッションの33%を投稿者に支払うというものだ。Tripr.TVがその金額を計算してみせているが、
予約の平均的な額は400ユーロ前後です。Tripr.TVに入るコミッションは通常7%から10%の間。ビデオ投稿者はこのうちから33.3を受け取れます。一例をあげると、400x 7% = €28、これの33.3% = €9.32 が一回の予約ごとにビデオの制作者に支払われることになります。支払いは各月末から30日後に行われます。
大金ではないが、貰わないよりマシだし、どのみち休暇でホテルに滞在していればビデオカメラは持っているだろう。ただし、投稿するビデオの品質に関しては若干の基準がある。ビデオはカメラワークが良好であること。照明が配慮されており、その場で音声も同時に録音されていること。人物や細部ではなく、ホテルの全容が適切に理解できるように撮影されていること。さらに、ビデオの長さは30秒以上、90秒まで。
さて、これで自分の滞在さいたホテルを撮影して紹介ビデオを投稿してくるユーザーがどのくらい集まるかが興味の持たれるところだ。しかし、いずれにせよ、ユーザーの投稿に対して経済的に報いるようなシステムのマーケットを確立していくための一歩として評価したい。現在のユーザー生成コンテンツを利用するサービスのほとんどはユーザーの時間と努力に対してなんら報奨を与えていない。

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(翻訳:Namekawa, U)




