新しく設立されたVelocity Interactive Group(Jonathan MillerとRoss Levinsohnのデジタルメディア事業への投資会社)は、最初の案件として、ビデオ/ネットワーク事業のBroadband Enterprisesに1千万ドルを出資する。Broadband Enterprisesはすでにビデオ広告ネットワークとウェブ向けビデオ広告制作で最大手の一つで、そのビデオ広告は、1800に上るアフィリエイトサイトを通じて、月に4500万人に視聴されている。ちなみに、ライバルのTremor Mediaも月曜日に1100万ドルを調達したが、Broadbandの2倍のターゲットに配信している。しかし、ビデオはホットなビジネスで、もっとも速く規模の拡大に成功したものが生き残れる。(AOLの元CEO)Millerが私にこう言っている。
広告代理店はほんの一握りの相手としか取引したがらない。国連安保理ではないが、1ダースほどのサイトとは取引する。しかし国連総会で全加盟国を相手にするようなことはしない。このゲームは、誰がその10から12社の取引相手となることが出来るか、ということだ。そこで規模の拡大のスピードがモノをいうんだ。
Broadband EnterprisesのCEO、Matt Wasserlaufによると、同社は月に2億から3億のビデオ広告を配信しているという。彼の話では、American Express、AT&T、Honda、McDonald、Proctor & Gambleなどのクライアント企業は同社の「Vindico」ビデオ広告管理ソフトウェアを高く評価しているが、それは広告視聴時間、クリックスルーなどのメ統計レポートを即座に報告してくるためだという。(ライバルのビデオ広告プラットフォームの中には、広告主がフィードバックを受け取るまでにかなり時間がかかるものがある)。
このニューヨーク市ののスタートアップが発足して4年になるが、これが初めての外部からの資本調達となる。VelocityはラウンドAの全額を単独で提供しようとしている。「彼らのキャッシュフローは良好で、現在すでに数千万ドルの売り上げがある」とMillerは語った。それなら投資判断はやさしかったはず。
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(翻訳:Namekawa, U)




