「常時接続」タイプのSNS、Velvet Puffin が最初にローンチしたとき、ユーザーに売り込むのは難しいアイディアではないかと思えた。このサービスはウェブとデスクトップと携帯を組み合わせてどこからでもアクセスできる単一のSNSを作り上げた。しかしユーザーはデスクトップと携帯用のアプリケーションをそれぞれダウンロードしてインストールする必要があった。
Velvet Puffinは考え直してデスクトップの機能はそのままに、ダウンロードの一部をなしですませるようにした。しかしこれを実現するために、最新のリッチメディアプラットフォーム(AdobeAIRやSilverlight)を利用せず、クイック起動可能なランチャー版を作った。ユーザーはデスクトップ機能、SNSとチャット機能にどんなシステムからでも、簡単にアクセスできる。javaアプレット、Flash、C++によるプログラムを組み合わせて、ブラウザの外のチャットとコンテンツ共有プログラムをすばやく呼び出せるようにしてある。それぞれの手法を具体的にどのように使っているのかは企業秘密だが、ファウンダーでCEOのChandrasekar Rathakrishnanによれば、javaはセッションを開始する前のセキュリティー上のチェックに、Flashをアプリケーションに、C++をインターネットのコネクションの維持にそれぞれ利用しているとのこと。
ユーザーがログインすると、SNSが独立のウィンドウに表示され、ダウンロードされたプログラムの全機能がここから利用できる。ユーザーは写真をこのアプリのウィンドウにドラグ&ドロップするだけでSNSにアップロードすることができる。このサービスがスタートした際の記事で、クライアントプログラムでチャット、ブログ、写真やビデオの共有ができると紹介した。このチャットプログラムはYahoo、GTalk、AIM、MSN、ICQをサポートしている。システムトレイに常駐してメッセージのアップデートを送信できる。ブラウザを使っていないときでもメッセージを受けることができるのでこういったチャット用アプリケーションはデスクトップタイプのほうがはるかに便利だ。しかし、最初にサインインしたときだけはjavaアプレットの作動を許可するといういらだたしい手間がかかる。
Velvet PuffinがAdobeのAIRやMSのSilverlightを使わずこの「非web 2.0」的アプローチをとったのは、すでにユーザーのシステムにインストールされているテクノロジーだけを使いたかったからだ。ウェブとデスクトップを融合するプラットフォームの選択において、多くのサイトがどういった決断を下すか、大勢はまだ判明していない。 PownceとeBayはすでにAIRを採用している。Silverlight側でもPopflyのような有力サービスが採用しているが、こちらはまだベータ中だ。
[原文へ]




コメント投稿