Verizonの新たなオープン化も、ワイアレスネットワークに関しては、結局あまりオープンとはいえない。きのう(米国時間11/28)報じたように、Verizon Wirelessは「どんなデバイスでも」「どんなアプリでも」同社の既存ネットワーク上で動作できるようにする、と発表した。が、実際は少々違っていた。
Verizonのいう「どんなデバイスでも」とは、同社のネットワークに、どんなCDMAデバイスでも持ってくることができる、という意味だった。Verizonが持っているのはCDMAネットワークだから、CDMA対応の電話だけが使える…文句はない。これに関しては以前からはっきりしていたことだ。が、しかし「どんなアプリでも」の方はどういう意味だろう。私はもう少し詳しく調べてみようと思い、Verizonに尋ねてみた。持ち込みデバイス用に作った新しいアプリを、以前Verizonから電話機を買った既存の客も使うことができるのかどうか、と。現時点での答えは「ノー」。ただし広報担当は検討中ではあると話していた。これを何とかしない限り、Verizonが真のオープンネットワークを作っているとはいえない。Verizonが作ろうとしているのは二層構造のネットワークだ。1つは、同社のルールを守る優良顧客用(現行の6400万人のユーザのこと)、そしてもう1つが同社の選んだ電話機やアプリに満足できない連中のため。
アプリケーションが2つの層をまたがって動作できなければ、Verizonのネットワークの「オープン」部分は不毛の地になるだろう。Verizon用にオープンなアプリを作ってください、というアピールは、同社の6400万人の顧客にアクセスできます、という意味になってしまう。Verizonがすでに販売中止しているCDMA電話を使いたがるほんのわずかな人のために、手間をかけてアプリを作ろうなどという者はいない。このオープンネットワーク自体をさらに魅力のないものにしてしまうのが、こうした電話機にVerizonは補助金を出しそうもなく、よってさらに高価になるだろうという現実だ。
Verizonは、自社ネットワークのオープン部分とクローズド部分(全顧客がいるところ)に、見かけだけでも公平な機会を与えない限り、オープンネットワークに関して何を言おうとも、口先だけになってしまうだろう。そして、それが安上りだということをVerizonは知っている。
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(翻訳:Nob Takahashi)




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