VibeAgentベータ段階終了。TripAdvisor打倒をユーザーパワーで目指す
by Nick Gonzalez 2007 年 11 月 15 日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

vibeagentlogo.pngVibeAgentは、オーランドで開催されているPhoCusWrightトラベルコンファレンスにて、ベータ終了を今日(米国時間11/14)これから発表する予定。同サイトでは、ユーザーがホテルを見つけたり、ランク付けしたりレビューを書いたりできる。

われわれはVibeAgentをプライベートベータ期間中に取り上げ、Inviteshareで招待券を配布した。同サイトを最も簡単に説明するとしたら、TripAdvisorをよりソーシャルにしたサイトといったところだろうか。現在はホテルのみを対象にしているが、同サイトがTripAdvisorに一杯くわせたいと思っているのは明らかだ。メンバーはログオンして、レビュー投稿や、質問したり、旅行代理店を見つけたりできるほか、旅行の様子をマッピングできたりもする。ユーザーや友だちがシステムに情報を入力すればするほど、より良いレコメンデーションを得られるようになるというネットワーク効果が見て取れる。

ここで主要な疑問となるのは、(ユーザー間の)ネットワーク効果を得られる程のユーザーをVibeAgentが獲得できるかどうか、だ。TripAdvisorがどちらかと言えばデータ重視型であるのに対して、VibeAgentサイトがルックスが良くて、少々使いやすいというのは利点ではあるだろう。しかしそれでもVibeAgentは、よりパーソナルな経験を提供することで「ソーシャルグラフ」勢力図の書き直しに成功しようと望んでいる多数のスタートアップ企業のうちの1社であるに過ぎない。

しかし、最も注目される機能性は、ソーシャルな要素によって実行される検索だ。例えば、ユーザー自身や同サイトにおける友だちやグループによるレビューに基づく検索結果など。ここでのアイディアというのは、匿名による評価よりも、ソーシャルネットワークを通じての信頼のおけるレビューはより重要だということだ。同サイトでの友だちがいない場合は、「トレンディ」、「ゴルファー向け」など一般的なアイディアに基づき全レビューを対象に検索できる。

同サイトの検索エンジンは、Priceline.com、Intercontinental Hotels、Holiday Inn、Skoosh、Booking.comなどの120,000以上のホテルを対象に検索を実行する。カリフォルニア州サンフランシスコなどの大都市用にはうまく機能したが、イーストベイエリアなどの一部の都市では検索結果は完全とは言えない。人々が同システムに(レビューを投稿するなど)時間を費やしても良いと思うだろうと期待する前に、あまりソーシャルではないユーザーでも同サービスを利用できるように機能性をきちんと備えるべきだろう。ごく基本的なニーズに応じられないようでは、7年間にわたってレビューを蓄積してきたTripAdvisorを打倒できるとは思えない。

CrunchBase:VibeAgent

[原文へ]

(翻訳:Nobuko Fujieda)

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