Virginグループのいちばん新しいビジネス、ロサンゼルスの「Virgin Charter」が今夜(米国時間6/12)ローンチした。Virgin CharterはCEOのScott Duffyがチャーター機の予約システムを合理化しようと始めたビジネスだった。VirginグループのRichardBransonが話を聞きつけ、必要な資金を3度にわたって提供、結局、会社を買収してVirgin Charterと命名した。
現在、プライベート航空機のチャータービジネスではインターネットはあまり大きな役割を果たしていない。裕福なクライアントは普通自分の会社に小さな航空会社―多くは3機から5機程度を所有している―と交渉させる。クライアントの会社は複数の航空会社にスケジュールを知らせて、価格を比較し、交渉に入る。このプロセスは平均5時間かかっているという。こういう能率の悪いやりかたのおかげで料金はおそろしく高いものについている。米国内の往復飛行の平均価格は$18,000、ロサンゼルス-ニューヨークの大陸横断飛行となると$35,000 - $65,000するという。高い料金の原因の大部分は、片道を空荷で飛ばなければならないことによる。スケジュールの関係で飛行機はクライアントを地上で待つ代わりに、早く戻って別のチャーターを飛び、それからクライアントのところに戻る、ということをする。つまり往復2フライト飛ぶのではなく、4フライト以上飛ばねばならない。この分野で今までいちばよく知られているサービスはCharterXだが、完全というにはほど遠い。
Virgin Charterはこの分野をすっかり革新しようとしている。小さいチャーター航空会社多数をネットワーク化して、クライアントはこのネットワーク全体から選択できるようにする。大手オンライン旅行代理店のExpedia.comを利用するのと同様、利用者は利用可能な機体、会社や個々の航空機の評価のリストを見て、気に入ったフライトに申し込む。航空会社がそれに応えて予約が成立する。支払いはVirgin Charterを経由して、クレジットカード、電信送金、EFTで行なわれる。Virgin Charterは所定の手数料を取る。フライトが利用された後、航空会社とユーザーはそれぞれ相手についてのフィードバックを求められる。VirginCharterはさらに空のフライトを客で埋めるべく大いに努力する。空のフライトが減ると航空会社の収支はいちじるしく改善する。
Duffyによると「アメリカは世界のプライベート航空市場の大半を占めており、プライベートチャーター航空会社の75%はアメリカにある」という。VirginCharterは当面アメリカ国内のみを対象に活動する。すでに数ヶ月にわたってプライベートなベータテストを行なってきた。現在の契約航空会社は60社(全米で 2,500社ある)だが、 9月の正式運用開始までにはトップ500社のプライベート・チャーター航空会社をネットワークに加えたいとしている。

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