Linden LabはSecond Lifeでのバーチャル・バンキングを1月22日以降禁止すると発表した。これはSecond Lifeの住民からバーチャル・バンキングの運営者の不正によって被害を受けたという苦情が相次いだことを受けた措置。
Second Life内では、この2年ほど、バーチャル・バンキングが普及し始めていたが、その多くは現実的に成立するわけがないような有利な条件を宣伝して客を集めるネズミ講類似の商法だった。この手の怪しげなSecond Life内の銀行の倒産でいちばん有名になったのは「Ginko Financial」のケースだろう。このサービスは2007年8月に債務履行不能を宣言したとき、SecondLifeの住民はこの銀行に2億リンデンドル (75万USドル)を預金していた。
Second Lifeブログの記事中でKen Lindenは「法的にみてこれらのバーチャル金融業者の合法性には疑いが残るものの、Second Lifeとしては〔たとえ被害を受けたとしても〕住民を保護することはできない」と述べている。バーチャル・バンキングの禁止という決定があっても、バーチャル株式市場は大きな影響を受けないものとみられる。ただし、Second Life内でのみ通用するバーチャル・クレジットカードのプロバイダー、Metacardは以前バンキング・サービスもてがけていた。
Second Lifeのバーチャル銀行は、禁止が発効する前に払い戻しを受けようとする預金者が多いため苦境に立たされている。JT Financial社などには預金者が問い合わせに殺到している。下のスクリーンショットはJTFinancialビルに集まった預金者が危機について話し合っている様子。
バンキングは獣姦とギャンブルに続いてSecond Lifeの禁止リスト入りした。

Crunchbase Second Life
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(翻訳:Namekawa, U)
