2008年3月30日

Wakoziは昔のネット宅配サービスKozmoの酒類版

Erick Schonfeld

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wakozi-logo.png1990年代のITブームの大失敗の一つだったKozmoは、マンハッタンでスタートしたビジネスで、何でも、たとえばBen & Jerryのアイスクリームのパイント缶でもオンラインで注文できて、バイク・メッセンジャーが戸口まで届けてくれるというサービスをやっていたが、$280M(2億8千万ドル)のベンチャー資金を使い果たしたあげく、店じまいとなった。さて、今やニューヨーカーにWakoziがお目見えした。これはローンチされたばかりで、マンハッタンのワインショップ、酒屋、デリを専門カバーする宅配サービスだ。しかし、Kozmoの失敗からは学んでいる。自分では一切デリバリーせずに、デリバリーしてくれるショップの在庫をリストしている。創業者のRob Rizzoは、コンセプトをこう説明している。

私たちのサイトから、ボデガ〔スペイン風居酒屋〕、デリ、ワインショップにあるものなら、実際なんでも注文できます。1時間以内にお届けします。たとえば夜遅くにシャルドネ・ワインを1本か6本パックで欲しいとか、友だちとパーティをやっていてポーランドのベルベデーレ・ウォトカがもう一本欲しくなったといったときでも、アパートから外に出る必要はありません。私たちは配達人を雇わず在庫も持ちません。その代わり、ご注文のものが揃っていて一番速くお届けできるお近くのストアと提携しています。現在、マンハッタンのすべての地区のストアをカバーしています。私たちは皆さんの一番重要な問題―お酒―を根本的に解決しました。

というわけで、まったくこれはローカルビジネスの先駆け的なサイトといえる(Kozmoモデルの別の改良アプローチについては、われわれのLicketyShipの記事を参照)。WakoziのサイトはすべてAdobe Flexで作られており、ユーザーが地元のワインショップの在庫を確認することも出来るようになっている。いったんロードしたら、ユーザーインタフェースはかなり速いが、デザイナーはウェブサイトに褪せたような色使いをしているので読みづらい(それともFlashの問題か)。また最初のロードにはかなり時間がかかる。クリックしてストアに行ってそこの在庫を確認するにはさらに辛抱が必要だ。表示される情報は棚にある在庫と価格だけ。ワインについて言えば、地域やタイプで検索できるが、試飲ノートなど、聞いたことのないワインを購入する際の助けになるような情報は一切ない。何が欲しいかを知っていれば、それでも十分だろう。新しいボトルを試してみたい向きには、やっぱり地元のワインストアに出かけてアドバイスを貰ったほうがいい。

マンハッタンのダウンタウンにある私のオフィスの近所を検索してみたら、加盟店が9店舗あった。ちょうど1時間前に、Gnarly Head Old Vine Zin〔ジンファンデル種のワイン〕をGramercy Wine & Spiritsに注文したのだが、オフィスを出る前に届くかどうか。

アップデート: ワインは注文してからきっかり1時間半で届いた。私はユーザーとして非常に満足しているが、1時間以内ならさらによかった。というわけで、もっと重要な調査に取り掛からねば。(おっと、栓抜きはどこだったかな?)

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[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

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