動画共有サイトのパイオニアであるGuba社が、Warner Bros社の映画やテレビコンテンツを本日米国西海岸時間(6/26)午後2時、Guba.comで販売を開始し、この分野においてもパイオニアとなった。Warnerとのこの提携を通じ、Gubaは、『Good Night and GoodLuck』のような新しい作品から、『The Jetsons』のようなクラシックのテレビまで、ほぼ200の映画やテレビ(その後も、急速に増える)を、最初に、販売する。(注:メジャー作品については残念ながら地域毎の権利処理制限で日本からの視聴は不可)
Gubaは、二つのサービスを提供する。View-On-Demand(VOD)は、$1.79から$2.99の価格で、ユーザーは、24時間レンタルすることが可能になる。Download-To-Own(DTO)では、最新の映画、テレビが、$9.99から$19.99の価格で提供され、バックアップとして、1枚のDVDへのコピーができると同時に、2つのコンピュータ、1つのポータブルデバイスから、無制限に閲覧することができる。また、Windows Media Playerから、640x480の画面で再生される。ダウンロードは、最高、1.3MB/秒でダウンロードすることができる。

提携自体は、WarnerとBitTorrentのケースと似てるように見えるが、Gubaは、ユーザーを最優先としている。正直なところ、Pixar/Disneyの合併以降、私は、Appleにお金を費やしている。しかし、Appleの力は、ここでは、おそらく反対の方向に作用しているようだ。より幅広いオンラインの販売ネットワークができたことで、(Appleとの)交渉時にスタジオが、より大きい影響力をもてることになるからである。
Guba社が、選ばれた数社のうちの1つということについて、CEOであるTom McInerneyは、次のように述べている。「私たちは、丁寧にスタジオと接している。私たちは、彼らのニーズを聞き、応えている。また、独自の技術により、私たちが、著作権のある作品を守り、また、ユーザーが作ったコンテンツとプレミアムコンテンツと一緒に並んでも大丈夫という信頼を、スタジオとの間に築いている」
この提携で、Guba社の否定的な事実は私には何一思い浮かばない。どれくらい持続するかは分からないが、リードは、リードであり、この市場においていかなる差別化もプラスなことは確かである。良き評判、トラフィックの増加、少なくともひとつのハリウッドのメジャーススタジオの好意(これでさらに、別のスタジオのコンテンツも追加されやすくなるだろう)などは、効果的な刺激策となるであろう。
スタジオの動きについて言えば、ウェブとDVDからの同時リリースは、好ましいことだと思う。これはWarnerがだんだん現実がわかってきているということを示している。しかしながら、この提携において気に入らない点は、価格である。VODの価格は、他のビデオレンタルと比較すると、妥当のように見えるが、DTOは高すぎる。2つの流通チャネルで同等の価格では、ウェブでの普及に悪影響を及ぼすだろう。抜け目ない消費者はいるものである。ウェブでの販売コストは比較的低はずであり、視聴体験レベルが(私もまだ十分に試せてはいながい)、DVD場合と同等であるというのは疑わしい。もちろん、ウェブでの低価格化が、Warnerの通常小売流通業者の憤怒を起こす可能性もある。ただ、まだオンライン化の動きがテストであると言える、今こそが、オンラインへのウェブチャネルでの低価格化の効果を理解すべき時であるとも言える。もちろん、低価格化は、スタジオの最大の懸念-海賊行為への、最善の対抗策でもある。
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