「Streampad」はウェブベースのメディア再生プレーヤー。どんなパソコンからでも自分のライブラリにアクセスが可能だ。ネットから自分のライブラリの楽曲を配信できるところはSongbirdに似ているが、こちらは何から何までブラウザ内で動くところが違う。
Streampadは利用無料。ユーザーはJavaのデスクトップ用アプリをダウンロードして、ここにパソコン上に見つかるiTunes(日本語版記事)はじめMP3やAC3ファイル(保護、非保護の両方)のメタデータをすべて保存。その上で同じユーザーが別のパソコンからStreampadにログインしたら、自宅のパソコンから直接楽曲を流して聞ける、というわけ。
「曲をリクエストすると自分のパソコンから曲をストリーム配信するんです」、ファウンダーのDaniel Kantorはこう語る。「Javaプログラムを立ち上げると、これがウェブサーバーのように継続して動作し、リクエストが自分のシステムに届く仕組みです。構造はP2Pと同じですね。で、楽曲を選ぶと全情報がStreampadと僕のサーバーから流れていくんですけど、楽曲再生時には自分のコンピューターから流れていく、というわけです」
自分のライブラリに遠隔アクセスするにはパソコンをオンにしたまま外出しなくてはならない。これは嫌う人もいるだろう。MP3tunesのアカウントを持っているユーザーなら、自分のソングをMP3tunesに保存してStreampad経由でMP3tunesにログインして自分の“ロッカー”から音楽を聴くこともできる。
ソーシャルなレファラー(紹介)の側面もサービスには備わっているが、Last.fm(日本語版記事)ほど良くはない。基本的にソングを配信しているのは誰か、他に聴いている曲が何か見えるだけである。ファイルがネットで公開状態の、例えば、そう、ポッドキャストのようなファイルならURLをクリックするだけで友たちの聴いている音楽を聴くこともできるだろう。非公開のファイルも、同じ曲が自分のライブラリにある場合はソングをクリックすると、Streampadが自分のコピーを探してくれる。ただ、そのどちらにも該当しなくて、それでも友だちのソングが 聴きたい場合は仕方が無い、iTunesや他の方法で自力でその曲を探さなくてはならない。
StreampadはPHPとMySQLをデータベースに使ってKantorがすべて製作し、資金も自前。公開されて1年だが、正式バージョンのローンチは5月を予定している。今度はかなりの自信作だとKantor。現利用者は約5千人。
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