Scoutaの合法動画にWeb SheriffがDMCA削除要求
by Duncan Riley 2007 年 7 月 5 日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

オンラインの楽曲おすすめ共有サイトScoutaにDMCAの削除要求が届いた。送信したのはIP取り締まりグループのWeb Sheriff。YouTubeがホストし、Scoutaに表示されているWhite Stripesのビデオが著作権侵害に当たるので、Scoutaのサイトから削除するよう求めている。ただし、問題のビデオをYouTubeにアップロードしたのはWarner Music。Wikipediaによると、White Stripesの現レコードレーベルである。

この問題は、TechDirtが報じた類似の係争とは内容が異なる。あちらはYouTubeに掲載されたコンテンツの合法性が争点だったが、Scoutaの動画は版権所有者が自らの手でYouTubeに合法的にアップロードし、外部サイトも埋め込めるよう全権を付与している。

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Web Sheriffのような企業のアホぶりが、この法にも従わぬScouta宛てDMCA要求(pdf)で見事に露呈した格好だ。

そもそもDMCAの削除要求には、オリジナルのコンテンツが閲覧できる場所を明記しなくてはならないが、Web Sheriffはそれさえも怠っている。著作権侵害を立証するには何はさておきオジナルコンテンツのソースを明示しなくてはならない。しかし、できないのも道理でScoutaはオリジナルコンテンツが版権所有者による合法アップロードであることをサイトにハッキリと明記しているのだ。

削除要求ではScoutaに「著作権侵害物件のタイトルをファイルロケーションから削除」するよう求めているが、Scoutaは当該ファイルをホストしてるわけではない(ホストしているのはYouTubeだ)。法律には、かくなる削除要求は著作権侵害ファイルのホストにのみ送るよう定めがある。コンテンツが本当に法に抵触するなら(この場合しないのは明白)、受け取るべきはYouTubeだろう。

Web Sheriffのような企業によるDMCAの濫用は、この法が失敗であることを浮き彫りにしている。Scoutaのようなスタートアップ各社が、このような間違った要求の対象になってはならない。アメリカの立法者のみなさんはDMCAを早急に歴史に葬り去るべきだろう。歴史こそがDMCAにふさわしい場所なのだ。

そんなわけで、White Stripesのファンのみなさんのために問題のビデオをお届け。Warner MusicとGoogle/ YouTubeからの謹呈だ。

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