長らく係争中だった「National Federation of the Blind」対Targetの訴訟で、カリフォルニア州では、ウェブサイトが視覚障害者に対してアクセスを確保するよう要求される可能性が出てきた。
この裁判で主要な争点になっているのは、Targetが画像に対するaltタグ、キーボードによるナビゲーション、ナビゲーションヘッダーなどを用意せず、視覚障害者の基本的なアクセスを妨げているという主張だ。
北カリフォルニア連邦地方裁判所のMarilyn Hall Patel判事はすでに、Target.comがアクセス手段を提供しなかった事実はTargetが提供する情報の完全かつ平等な享有を妨げるものと決定しており、今回これに次いで、Targetは却下を求めていたが、本件は集団代表訴訟適格であると決定した。
この裁判の行方はカリフォルニアで活動する多くのWeb2.0に大きな影響を与えるだろう。サイト運営者はサービスに視覚障害者向けアクセスを確保するか、法的制裁を受けるかを選ばねばならなくなるかもしれない。
基本的にはアクセスの確保は難しいことではない。画像ファイルにタグを付与すること、サイトがテキストベースのブラウザでアクセスできるようにすることが必要なだけだ。しかしAjaxやその他のスクリプト技術を利用したサイトの場合、従来のhtmlベースのタグづけは不可能であるか、実装が困難である場合が多い。
さらにこの裁判中に、視覚障害者へのアクセス確保は、連邦法の「Americans with Disabilities Act」によっても要求されているという見解が示されている。つまり今回の決定はカリフォルニア州法に基づいているとはいえ、将来合衆国全域に適用される可能性を示唆するものだ。
ウェブサイトが視覚障害者に対してどのようにアクセスを確保すべきかについて、さらに詳しい情報は「American Foundation for the Blind」のサイトを参照。
(via El Reg)
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タイトルの下にある「Namekawa」さんは翻訳者の方でしょうか?
原著者と翻訳者を並記していただけるのであれば、日本語版コンテンツの内容がより充実しそうな気がします。
失礼しました。編集ミスです。直しておきました。(n)
ご指摘ありがとうございます。直しておきました。(n)