カリフォルニア州バークレーの「Wesabe」は明日(米国時間3/1)、O’Reilly AlphaTech Ventures(他数人の個人投資家)から$700,000(70万ドル)ラウンドの出資を受け、Tim O’Reillyを役員に迎えることを発表する。昨年12月にローンチした同社のサービスの概要を紹介するいいビデオがあるので下に貼り付けておいた。
Wesabeは一言でいえばQuicken(*1)のウェブ版だが、この分野での大きな差別化になる特徴を持っている。トランザクションにタグを付けられることはその一例。また、マーチャントの名前を複数のユーザーが変更することができて(クレジットカードの明細に出てくるひどい店名のことを考えてほしい)、このいい方の名前は他のユーザーにも自動的に通知される。
*1: 米国トップの個人用会計ソフト。日本の「弥生会計」はこの製品の日本版
WasabeがQuickenと決定的に違うのは、その異常なまでに徹底したセキュリティーとプライバシー対策だ。ユーザーはクレジットカードや銀行など最大12ヶ所の金融機関からデータをダウンロードすることができる。が、アカウントの認証情報はWebsabeのサーバーには残らない。データをパソコンにダウンロードしてからWesabeにアップロードするか、認証情報を暗号化したものをパソコン上のWebsabeの小さなプログラムに保存しておくか、とちらか。即ちハッカーがWesabeのサーバーに侵入してもユーザーのアカウントにはアクセスできない。
Wesabeはサービスをできるだけ簡単に退会できるようにも工夫されている。データは簡単にエクスポートできて、Websabeサーバー上からも完全に削除できる。
サービス開始から3ヶ月で、トランザクション3億件、登録されたマーチャントが13万、タグは100万種類付けられている。
同社の従業員は8名。
OATVにとってこれが3度目の出資になる (他の出資先はInstructablesとChumby)。
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