マイクロソフトが1株$31で買収提案できるのもヤフー株下落のお陰(ヤフー株は1年前、1株$31で取引きされていた)。 以前はマイクロソフトからの買収提案を蹴ったヤフーだが、テリー・セメル(Terry Semel)も昨日(米国時間1/31)付けで会長を辞め取締役から去った今、前とは事情が異なる。
ちょっと封筒の裏に走り書きという感じで、マイクロソフトとヤフーが合併した場合、グーグルにどう対抗できるか、ザッと数だけ見てみよう。
社員数と営業経費は大幅にカットできるだろう。ただ、ヤフーを確保することは広告収入とオンラインサービスの拡大に新たなチャンスが生まれることなので、マイクロソフトにとって一番の影響は上の数字からは分からない。マイクロソフトのオンラインサービス事業(MSN、Windows Liveなど)収入は過去4四半期で$2.8B(28億ドル)で、$949M(9億4900万ドル)の赤字となっている。従って、ヤフーをこの事業に加えると収益は$9.8B(98億ドル)確保できるが、それでも尚この事業分野からは$289M(2億8900万ドル)の純損失が出る計算となる。
[加筆分]しかしマイクロソフトにとって今回の買収提案は広告戦略である。最近買収した広告ネットワーク各社のスケールにヤフーのスケールと巨大な消費者リーチを加え、ひとつにまとめたいと考えている(これは広告主にとっては魅力的。彼らにとって消費者の目玉は1個残らず価値あるインベントリだ)。
提案説明のカンファレンスコールでマイクロソフトCEOスティーブ・バルマーは、他社もヤフー買収に名乗りを上げ競り合う可能性もあるが、唯一参加できないのがグーグルだ、と喜色満面で指摘。(GとYが一緒になると)世界有料検索広告市場のシェアが75%になるので「反トラスト法上、グーグルのヤフー買収は禁じられているのだ」と断言している(反トラスト法は嫌と言うほど経験済みの氏の言うことだから、きっとその通りなんだろう)。
記者会見コールの最後に氏は、ウェブベースのサービスとしてソフトウェアを提供する会社にMSを舵取りしたいことも、あと一つの買収の動機だと語った。
Windowsユーザーはライブになりたがっている。Windows Liveもやる。Office Liveもやりますよ。
ヤフーは確かにこの分野では強い。Yahoo Mailも進化し続けている。Zimbraも買収したし、他にもいろんなイニシアティブを抱えている。
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(翻訳:satomi)







