やっぱりDiggがベストな理由
Duncan Riley
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Michael Arringtonは土曜日にDiggのライバルMixxがDiggからの転向者を引き付けていることについて書いた。Diggのクローンや似たようなソーシャ投票サイトが生まれたのは最近のことではないが、Michaelが書いた記事を読んだ後、このような新たな競争の局面を考慮してもDiggは依然としてトップなのかどうか、確かめてみたいと思った。そこでいくらか時間を費やしてDiggとDigg方式のサイトについて探ってみた。
数値
数値だけで良し悪しを決めることはできない。Windowsは依然として世界でもっとも多く使われているOSだが、とうていベストなOSとはいえないと批判されている。しかし、数値にはやはり意味があるし、comScoreのデータによれば、依然としてDiggが他の3つのライバル、Reddit、Propeller、Maxxに比べてもっともポピュラーなソーシャル投票ネットワークだと分かる。
このグラフでは、そもそもPropellerのデータを表現するのが難しいのだが、顕微鏡で拡大してみれば、10月のRedditの線(緑)の下に青い点が表れいているのがそれだ。以前私はPropellerについて多少厳しいことを書いた のだが、それにもかかわらずPropellerは改名とリニューアル以来、きわめてうまくやっている。Redditが2006年10月に買収されたとき、価格が噂どおり$12M(1200万ドル)だったのなら、トラフィックをベースに考えただけでもPropellerの価値は$30-50M(3千-5千万ドル)はあるだろう。Mixxはまだ規模が小さすぎてcomScoreの統計には表れてこない。
Diggを使っているユーザーの数は圧倒的に多い。しかしそれでベストのサービスといえるだろうか?
内容
ユーザーベースの大きさは内容にも反映する。この面でもDiggに優位性がある。Propellerが(以前に新ネットスケープとして)ローンチしたとき、当時の責任者だったJason Calacanisは、トップス記事を有給のガイドによって選択させることで「より良いDigg」となることを約束した。この方式はニュースの多様性をもたらした点ではうまく行っているといえるだろうが、民主的プロセスによるのでない他のあらゆる意思決定同様、必ずしも多数の支持を受けられないという欠陥をもっている。Propellerでは、全体としてはかなりのユーザーベースがあり、中位にランクされる記事でも2桁の投票を受けているのに、個々のカテゴリー(たとえばテクノロジー)のトップ記事がほんの一握りの投票しか受けていないことがよくある。2票しかない記事をトップにしてよいのだろうか? Diggではそういうことは起きない。
Redditはコンテンツとリンクのないよう面ではいちばん大きく異なっているにもかかわらず、Ron PaulとDennis Kucinichの選挙キャンペーンに利用された点で逆の問題を抱えているようだ。私自身はこの両者の支持者がしばしばインターネットを選挙キャンペーンのツールとして革新的かつ創意にあふれた利用をすることに感銘を受けている。しかし私のような見方はたぶん少数派であろう。
Mixxもたしかに参戦しつつある。Michaelの記事以来、ユーザーの投票数は間違いなく増加したし、前のNetscapeの責任者Jason Calacanisも加わっている。(これを書いている時点で〔Calananisの新しい人力検索サイト〕Mahaloへのリンクがトップ記事になっていた)。
ユーザーインタフェース/見た目
サイトの見た目の評価は多かれ少なかれ主観的なもので、意見が一致することはめったにない。しかしそれでもDiggには独特なものがある。タイトルは大きく見やすいし、上げ下げの投票ボタンにもアクセスしやすい。色彩やレイアウトも快い。もちろん慣れの問題もあるだろうが、私の印象では他の3つサイトはDiggのレベルまでいっていないように思う。
Redditは機能的でシンプルなのはよいが、見た目が美しいとはいえない。たぶん一般の新しいユーザーの印象もそうだろう。
Propellerは、Diggと一般の機能的なニュース・サイトの中間という印象。それなりに悪くはないが、Diggに比べると私にはいまひとつ馴染めない。見出しの文字は小さく、Diggほど強い印象を受けない。そうはいうものの、これはあくまで主観的な印象で、違った意見もあるだろう。MixxはおどろくほどPropellerに似ている。(特にサブカテゴリーのページは似ている)。MixxはDiggのクローンというよりPropellerのクローンといったほうがいいのではないか。
全般
Diggについてよく聞かれる批判の一つは、テクノロジー系の話題に精通したインサイダーでないと分かりにくい記事ばかり並んでいるというのがある。部分的にこれは事実である場合もあるのだが、全体としてDiggの最大の強みは話題が多様で、かつ専門性も深いところにある。もちろんテクノロジー以外のセクション、たとえば政治セクションの場合は最新のLinuxのスクリーン・マネージャー・システムについての知識などは必要ない。Reddittは内容の魅力の点でDiggにいちばん近いライバルだろうが、記事の多様性と深さではDiggに及ばない。PropellerとMixxは非ギーク、非アーリー・アダプターの一般ユーザー層にはいちばん受けるかもしれない。しかし、そもそも、そういった一般ユーザーはソーシャル投票サイト自体をそう熱心に訪問しないのではあるまいか。特に色がつかない一般ユーザーにアピールするというのは重要な点だが、Diggも次第にユーザー層を拡大して新しいファンを獲得している(comScoreのグラフには小さな凹みがあるものの)。ライバルとDiggの競争は「アメリカの中間層」の奪い合いとなってきた。
こうして見てきたところ、現状ではやはりDiggがライバルからかけ離れてベストなソーシャル投票サイトであるという点は間違いない。しかし競争があるのはいつでもよいことだ。読者のみなさんも他のサイトを試していただきたい。Diggを将来にわたってよりよいサイトにしていくためにも、競争があることがいちばんだと思う。
アップデート: 私はAllen SternがPropellerを推薦しているのを発見した。記事はここに。
Crunchbase Digg
Crunchbase Reddit
[原文へ]
(翻訳:Namekawa, U)
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