われわれはWikiaの人力検索エンジン公開を、1年以上待ち続けてきた。このプロジェクトは、WikipediaとWikiaのファウンダーであるJimmy Walesによって、昨年12月最初に発表された。
「Googleは、さまざまなタイプの検索で秀ているが、時としてスパムや無用のゴミしか返さないことがある。例えば『Tampa hotels』を検索しても役に立つ結果は一切得られない。検索エンジン本来の役割といえば「このページは良い、このページはダメ」という判断を下すことだ。コンピューターがその手の判断が苦手なことはわかっているので、アルゴリズム検索を使って、まわりくどいやり方をとらざるを得ない。しかし、われわれ人間にはそれを実現するための実にすばらしい方法がある。ページを目で見ればいいのだ。そのページが良いかどうかを判断するのには、ふつう1秒もかからないので、問題は、これをやってのける信用あるコミュニティーを作ることにある」
この発表以来いろいろなことが起きた。Sequoiaが支援するスタートアップのMahaloが、独自の人力検索アプローチを掲げて5月にローンチし、順調な出だしをみせ期待されている。一方Googleは、Wikia Searchのことや、WikipediaがGoogle広告を受け付けないことにいら立ったかのごとく、今月Knolを発表したが、これはWikipediaを威嚇したものに他ならない。
しかしWikiaの正体はほとんどわかっていない。Wikiaではこのプロジェクトについて語り合うためのページが作られている。Wikiaは7月に、ユーザーらによる分散型ウェブクローリングの技術を持つGrubの買収を発表した。また、Facebook風プロフィールページの初期の画面イメージが、11月南アフリカで紹介されている。
Wikia Searchは2007年中に出るのか? Jimmy Walesはイエスと言った。
しかし、Wikia Searchのローンチの約束の期限は今年中であり、もう時間がない。2007年はもうあと1週間しかない。
今日(米国時間12/23)の報道によると、WalesがIRCのチャットで年内のローンチ予定日を守ると約束したという。「Wikia Searchは今年の終りまでにローンチ『する』。おそらく、まずプライベートベータを行い、1月初旬には一般公開する。正式な日付は未定だが、もうすぐだ。」
WikiaのCEO Gil Penchinaに、記事に引用されていることばは正しいのか、数日のうちにローンチするのかどうかを尋ねてみた。回答はこうだ、「正確な日時は言えない」。
Wikia Searchのローンチが今年になろうが、来年初めになろうが、1年後にはもうどうでもいいことだ。しかし、今や製品の評価を決めるのは、実際の検索結果の出来であって、一連のリーク記事やぼやけた画面イメージではない。ローンチが楽しみだ。今年でも(せめて)来年でも。
CrunchBase:Wikia
CrunchBase:Mahalo
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(翻訳:Nob Takahashi)




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