人物がテーマの新コンテンツサイトWikiYouが今朝(米国時間7/24)、ベータ版を抜けた。ここは一口で言うと“人物百科のウィキペディア”にソーシャルネットワークの付加価値を加えたもの。個人の経歴とストーリーが中心で、大部分のコンテンツは誰でも編集が可能なウィキ風になっている。
会社は、Bolt.comのファウンダーであるJay GouldとAaron Cohenの2人が始めた。以前こちらでご紹介したSpock(開設前)に非常によく似ている。一般公開は先を越したわけだが、個人的にはSpockの方がサイトの質は上じゃないかと思っている。また、この分野にはライバルが他にも大勢いる。
WikiYouに参加すると、プロフィールを作成・開設して、そこに写真や経歴データを加えたり、友だちを追加できる。プロフィールの一番目立つところは人物のストーリーの枠だ(サンプル)。これは作成後、他の人たちが修正できる。信頼性が実証された有力ユーザーが書くものは黄色い丸で囲んでトップに表示され、それ以外のみんなが書いたコンテンツはその下にくる。
これに比べ、Spockは人物のストーリーが主体のコンテンツではない。他のサイトからのメタデータとユーザーがアップロードした写真やタグで構成されている。さらにSpockにはソーシャルネットワークみたいな要素はなく、純粋に人物に関するコンテンツと検索のみだが、それでもSpockの面白さは既に実証済みみたいで、サイトには大勢の人が集まってきて人物用にタグを追加したり投票したり、関わりのある人物を追加して繋いで人脈を作ったり余念がない。WikiYouにはこういう楽しみがないようなので、ともすると退屈なサイトだと思う人が出そうな気がする。
WikiYouは2006年12月、MayfieldとFirst Round Capital、Reid Hoffmanから約$500K(50万ドル)のシード投資を調達している。Bolt.comもサービス提供と引き換えにWikiYouの利益を歩合で所有している。
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