Kosmixは2006年にスタートしたバーティカル検索エンジン。また、$25M(2500万ドル)という多額の現金をAccel、Lightspeed、Cambrian VenturesそれにAmazon.comのJeff BezosやLegg Mason FundsのBill Millerなど個人投資家から資金として調達している。
KosmixのファウンダーであるAnand RajaramanとVenky HarinarayanはSergey Brinと同じ学校に行ったかもしれないが、だからといって「Googleに対抗しよう」というわけではない。はじめに検索エンジンをスタートした後、ほんの僅かな改造を経て、Kosmixは今、同検索エンジンを利用して「あらゆるトピックについてのホームページ」を制作したいと考えている。彼らのストラテジーは、関連性の深いリンク、グループそれにメディアなどからなるトピックに絞り込んだ一連のページを制作。これらのページは単にGoogleによってインデックスされやすいだけでなく、フレーズを検索エンジンに入力することでトピックに関連するページを簡単に生成するようになる。(同サイトの)ある部分はMahaloのようだし、その他はバーティカル検索エンジンのようなものだ。同サイト最初のバーティカル検索となるヘルス検索は、ここのところしばらくの間アップしており、月間訪問数250万、検索数900万を数える。”Neti Pot Facts”(Neti Potについて)は、Kosmixが検索結果として高ランキングを得た一例だ。
同サービスはまた、自動車リスティング、政治、ファイナンス、トラベル、それにビデオゲームなど、その他カテゴリーのバーティカル検索についても取り組んでいる。これまで以上にバーティカル検索としてスケールを拡大し、単一の検索窓を利用してこれらを組み合わせることで、該当ページに適切なバーティカル(検索結果)を抽出することを目指している。
Kosmixは今後もサービス拡張を継続できるだろう。というのも、彼らは、カテゴリーごとによる検索は効率的なスケーラブルを可能にする方法だと確信しているからだ。新カテゴリーを追加するには、単にアルゴリズムをほんの少しトレーニングした後、ウェブをクロールするようにするだけでよい。同サイトのカテゴリに基づいた検索は、多様なウェブサイトをカテゴリーごとに縦割り分類し、それから、各カテゴリー内で検索を走らせるという点で、Googleのページランクシステムに基づく人気度によるものとは異なる。また、各ページはリンクしているページの関連性に基づいてもランク付けされる。
しかしながら、Kosmixがバーティカル検索重視となるにつれて、その意味で、健康関連分野専門のMedStoryやHealthline、旅行関連専門のKayakやTripAdvisorなどの多数の新バーティカル検索エンジンと競合する位置づけとなる。そして、これらには高品質の人力編集によるナレッジデータベースであるWikipediaや「Mayo Health clinic」などはふくまれていない。また、各種バーティカル検索は、地図、プライス比較、それに症状検索などの特化した機能性を提供する。これらを考え合わせると、今後の道のりは厳しいものになるだろう。
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