検索エンジンのスタートアップWinkは、同社関係者によると、残余現金で投資家から1ドルにつき50セントの価格で株を買い戻す申し出を行ったという。
Winkはこれまでに2回のラウンドで$7M(700万ドル)の資金を調達している。一部の投資家はこの条件で会社に株を売り戻すことを承諾したと見られる。Winkの主要投資者であるベンチャーファンド、Greylockは持ち株比率は減らすものの、社外筆頭株主の地位にはとどまる。
Winkの方針は、残余のキャッシュなどの資源を昨年秋にローンチした人物検索エンジンサービス集中するということらしい。
どうしてこういう事態が起きたのか、その原因についてわれわれのところには2つの見方が伝えられている。一つは不満を抱いている投資家からのもので、要するにWinkは経営に失敗したのであって、残っている現金を返すことにしたのだというもの。他方は会社側の見解で、同社は純粋に戦略的な見地から方針を転換したのだが、新しい方針は当初投資を募った際の方針と異なるため、投資家に撤退のチャンスを与えたのだという。たぶん、どちらの話も部分的にはそのとおりなのだろう。ただ、このような部分的清算の決定はGreylockがバックについていなければ不可能だったのは確かだ。Greylockは、多少の株は売り戻したものの、依然同社の支援を続けるもよう。
Odeoも最近、投資家から株を買い戻した。こちらのケースでは会社は完全に関係者のみが株を所有する非公開企業に戻り、外部の株主は当初の投資について100%の払い戻しを受けた。ファウンダーのEvan WilliamsとBiz Stoneのこの決定はたいへん賢明だったと思う。その後Odeoは買い手を探しているが、Twitterはいきなりブレークしてすごい反響を呼んでいる。
Winkも成功するだろうか? それはユーザーの反応次第だが、巨大SNS上などの膨大かつ混乱した人物データを整理するというのは、スマートなアイディアだとは思う。
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