前にこちらで書いたように、Facebookのようなプロプリエタリなシステムには、情報が封じ込められてしまうという根本的な問題がある。情報は流れ込んではいくが外には簡単には出てこないのだ。
ソーシャルネットワークに保存した極めて個人的な情報を他のアプリに転送していろんなことに活用したいユーザーから見たら、これはかなり不満となる。実際、グーグルはこの不満に終止符を打ち、もっとオープンなソーシャルネットワーキング専用プラットフォームを提供することで打倒Facebookを図る計画もあると報じられている。
しかし簡単に見落としてしまいがちなことだが、実はFacebookも自システムから情報が出るのを容認している部分もあるのだ。夕べこちらに送られてきたFriendCSVというアプリで、そのことを改めて思い出した。Facebookアプリの開発者にとっては今さらだが、FriendCSVは友達関連の情報を大量に引き出してカンマ区切りのCSVファイルに保存できるアプリだ。引き出して保存後は、エクセルなど表計算プログラムに呼び出したりできる。
このアプリを使うと、友だちが自分でプログラムをインストールしたかどうかに関わりなく、その友だちに関する以下の情報を引き出すことができるのだ。:ユーザーID、名前、性別、誕生日、自己紹介、現在地、出身地、プロフィール専用URL、顔写真のURL、出身高校、最終学歴、勤務経験、アフィリエーション。 FriendCSV開発者によると、これら13項目以外にも引き出せる情報はまだあるという。Facebookがユーザーに持ち出しを禁じているプロフィール情報は連絡先情報(メールアドレスなど)ぐらいに思えてくる。
開発の人たちの話では、これだけの情報を引き出せるアプリは、Facebookアプリの中でも数えるぐらいしかないらしい。:Birthday ExporterはGoogleカレンダーに誕生日を埋めるアプリだし、Birthdays to iCal ExporterはiCalと機能は一緒だ。友達の写真アルバムを全てZIPファイルにエキスポートできるという触れ込みのアプリもあったが、今は動いていないようだ。
[原文へ]
