ヤフーのホワイトナイト探しは続く~News Corp.もAOLも救出断念か
  • 2 コメント
by Erick Schonfeld on 2008年3月6日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

white-horse.jpgもう世の中の人はみんな、そのお母さんまで、ヤフーがマイクロソフトの敵対的買収を回避できる方法がないか検証し尽くしたはずだ。: News Corp.AOLGoogle、ヘッジファンド。 British Telecom、アジアの投資家、そして仕舞いにはFOX創造主のBarry Dillerまで周辺を嗅ぎ回っていたそうだ(情報筋2人から聞いた話)。テーブルにオファーを提示した人もいるが、誰も交渉成立には漕ぎ着けていない。

複数の筋から入った情報によると、News Corp.も先週金曜いろんなオファーを提示した。何週間にも渡る交渉の末の提案には、グーグルを巻き込む案、プライベートエクイティーファンドを巻き込む案、果てはマイクロソフトを検索広告提携先として加えるシナリオまであった。最新の進展ではタイムワーナーがヤフーとAOLの合併提案にまた乗り出したという情報で、これはWSJが伝えた。:

ヤフーとタイムワーナーは前にも一度交渉を行った経緯がある。が、話し合いはここにきてヤフーがタイムワーナーに舞い戻り、ヤフー経営陣が検討できるような提案を求めたことで活発になった。タイムワーナーは今この提案の最後の詰めを行っている。この情勢に詳しい人たちによると、両社は年間約$1B(10億ドル)のコスト削減を見越しているという。

聞いたところでは、AOLの再提案をめぐっては火曜にも一悶着あったようだ。 AOLを独立させてヤフーと合併し、二社統合後の企業に現金を注入する、というアイディアだが、ヤフーはただ交渉を有利に進めるため有力な対抗オファーを確保したがってるだけの可能性も高い。タイムワーナーから交渉を任されたディールメーカーは、もう1ヶ月以上の前から具体的数字を検討している。ある情報源によると結局うまくいかなかった、という話だ。グーグルは既にAOLの検索(そして検索広告)のすべてを動かしている。これをヤフーのPanamaに切り換えれば収益は年間何億ドルも減るだろう。これでは例の$1B(10億ドル)のコスト削減にも大穴が開いてしまう。

タイムワーナーはAOL救済に躍起だが、ヤフーと統合してAOLが生き長らえるとは限らない。AOLとの惨憺たる歴史を考えると、(バブル絶頂期にAOLをタイムワーナーに高値で買い取らせて大損させたブローカーの)Jerry Levinの二の舞となればウォール街がタイムワーナー社に制裁を加えることもあり得る。News Corp.もそうだが、タイムワーナーもオファーはできる。しかし本当にマイクロソフトに対抗できるオファーとなると、誰も提示できないだろう。

マイクロソフトの支配から救い出してくれるホワイナイトをヤフーは探し続けることもできるが、残る手駒は細るばかりだ。マイクロソフトのオファーがテーブルから消えたらヤフー株は今ごろどの辺りを推移しているんだろう? グーグル株はマイクロソフトの買収提示以降、もう20%ダウンした。 公正に見てヤフー株ならもっと打撃が大きかったことも考えられる。1口$28のヤフー株が1口$15になったとしたら…これはもう本当にとんでもない出費となるだろう。

(ディスクロージャー: 僕はタイムワーナー株を持っている)

(画像ソース:destinelee

[原文へ]

(翻訳:satomi)

Leave Comment

Commenting Options

Create an avatar that will appear whenever you leave a comment on a Gravatar-enabled blog.

Trackback URL
  • Ads by Overture
  • MediaTemple Logo
  • QuickSprout Logo
  • OpenX Logo
  • Cotendo Logo