Yahooは人気のあるWindows向けIMアプリケーションYahoo Messengerのv9.0を今晩(米国時間10/29)リリースした。全体として革命的な変化はないものの、いくつか有用な機能が追加されている。
いちばん目についたのは、オブジェクトがエンベッドできるようになったことだ。動画、画像、地図などをチャットの会話に貼り付けられるようになった。もうひとつ便利な機能がある。IMのやりとりにオンラインビデオやFlickrの写真のスライドショーを入れることができる。ただし、相手は一度に1人に限られる。
Yahooはまた友達リストなどユーザーインタフェースの改良も行ない、ファイル転送量の上限が1ファイルあたり2GBに拡大され、Norton AntiVirusによる転送ファイルの自動スキャンも追加された。VoIP通話には転送機能が追加され、新しいデザインのスキンが提供される。またユーザーはSMSメッセージをデスクトップ・クラアントから友達の携帯電話に送れる。またこのバージョンのYahoo Messengerはフィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ、インド(ヒンズー語版)、ベトナムの6カ国向けに現地化され、サポートされる国の数は合計25となった
ユニーク・ユーザーの数でアメリカ最大なのはAOL、世界ではMSNだが、Yahooでは昨年AOLのユーザーの伸びがわずか2%だったのに対してYahooは19%も増加したと発表している。
私はYahooの担当者にYahoo MessengerをたとえばSNSのMashに組み込むなど、他のサービスと融合させていく計画はあるのかと尋ねてみたが、はっきりした答えは得られなかった。「Yahooは常にサービスの融合を考えている」といういささか漠然としたキャッチフレーズからYahoo MessengerとMashのハイブリッドのような 、何か実験的で新しい試みがもたらされると良いのだが。 チャット、IM、VoIPなど広汎な機能を統合して利用できるリアルタイムSNSというのは、Facebookその他に対抗できる非常に面白いサービスになると思う。それにMySpaceのSkypeへのアクセスの組み込みやFickrスタートアップのFlickIMとの統合への対策にもなるだろう。
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