「ライブラリーは作っていません」とYahoo!
Natali Del Conte
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Google Book Searchに競合するようなものは何ひとつ作っていない、というのがYahoo!側の言い分だ。Googleが米国時間の先月20日、Yahoo!に罰則付きcを送りつけ、ライブラリ訴訟でYahoo!がどんな事業を進めているのか文書の提出を求めた。これに対しYahoo!弁護団は法的な状況説明を文書で公開。同社にはライブラリ分野で競争する意思はなく、Googleとの訴訟の当事者に単に資金援助を行ったに過ぎない、とした。
「Yahooは自社独自の書籍スキャン事業、いわゆる‘Yahoo Book Project’とGoogleが文書提出令状で定義する行為は何一つローンチしていない」、状況説明にはこうある。「そのかわりに弊社が行ったのは公立図書館、著名大学、Fortune 500の大手企業など計40団体とともに非営利同盟を援助したことである。同盟の運営母体はOpen Content Alliance (OCA)とInternet Archiveで、書籍のデジタル化および検索エンジンを選ばない書籍検索の実現を推進している。Yahooはパブリックドメインのテキスト、あるいは著作権者が自作品のデジタル化を書面で許可した文章だけ対象にデジタル化を行う、というOCAのアプローチを支持する。また、OCAの事業運営に関して Yahooは、いかなる指揮も支配も行使しない」
10月はじめの段階ではYahoo!が、Googleの書籍デジタル化の権利に対抗するOCAの事業運営をテコ入れする動きもあったものの、Yahoo!も言うことが後戻りしてしまったようだ。今は当該事業に資金援助を行っただけであって本件には何らの支配権もない、という。Yahoo!/Googleの戦いに終わりはないが、今回のYahoo!の動きはかなり受け身な攻撃と言えそうだ。
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