2006年9月20日

CEO「広告売り上げスロー化」発言、Yahoo!の株価を急落させる

Marshall Kirkpatrick

0 comments »

append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Yahoo!株価は、CEO Terry Semelによる「金融、自動車業界における広告収入がスロー化している」との投資家に対する発言を受け、13%以上も急落した。同社の第3四半期売り上げ・利益ともおそらく低い予測となるだろう、と同社CFOは述べた。Google、AmazonそれにeBay株価も、この声明発表以来、数時間内に打撃を受けた。

多数の問われるべき疑問があり、今はいいタイミングといえよう。今までの悪行が自分に跳ね返ってきているのだろうか? 最近のウェブ上で爆発的に急増するイノベーションは、持続不可能な広告市場だけに頼ることで実現しているのだろうか?オンライン上にあるあらゆるエキサイティングな新ツールのビジネスモデルは、自動車、金融サービス業界向け広告などを、ニュースや広告といった(従来からの)既存分野対象にしているのだろうか。勢いが弱まったYahoo!は、保守的なコンピューティングと将来設計を立証しようとするMicrosoftやその他のメジャー企業に足場を奪われてしまうのだろうか。

こういった意見は極端すぎると思うが、ウェブはこれからも主要なコミュニケーションテクノロジーとしての存在を維持するだろうし、広告活動を行うためのすばらしい場だ。米国の継続する経済低迷は、全ての産業にネガティブな影響を与えるだろう。だが、ウェブの持つ(通常の)弱さよりも大きく影響を受けるとは思わない。それに、長期的な消費者トレンドを見れば、低オーバーヘッドなどによりウェブ上での経済活動はこれからもより大きな規模で行われるという兆しがある。

考慮に値することを一つあげるとすれば、現市場で果たして広告主は十分に満足いくサービスを受けているかという点だ。広告主たちは、期待以下の広告効果に慣れてきているのかもしれない。クリック詐欺についてもっと真剣に取り組むのであれば、Cost Per Action型の広告(CPA: サイト登録・購買などのアクションに対し報酬が支払われる方式)はより重要になるだろうし、オンライン広告そのものが広告主にとってポジティブな経験になり、事態は違ったものになったかもしれない。Microsoftがコンテクスト型広告市場に参入したことで、市場における展望全体を変えるものになるだろう。

Yahoo!は、コード名Panamaという新広告プログラムをスタート、来年第1四半期にリリースの予定。

[原文へ]

タグ:

【関連記事】



PR
Ads by Overture



トラックバックURL 

Leave a Reply