Yahooは昨夜、近ごろKayakがSidestepを$200M(2億ドル)で買収したことを受け、トラベル価格比較検索市場に本格参入する姿勢を見せた。Yahoo Travelは、これまでタブのひとつにすぎなかったFareChaseをトラベルのトップページの前面中央に持ってきた。航空券、ホテル、レンタカー、旅行の価格用のデフォルト検索エンジンはFareChaseになった。
トラベル検索スタートアップKangoのCEOで元Yahoo TravelゼネラルマネージャーだったYen Leeは、今回の変化をみてKangoのブログでこんな分析をしている。
KayakがSideStepを買収したことによって、トラベル業界では価格比較検索の不動のチャンピオンの地位を得たのがきのうのことのようだ。だが待て。Yahooが(ようやく)FareChaseを披露した。2004年に買収した価格検索エンジンだ。Yahoo Travelのトップページで、Travelocityの予約エンジンはもはやデフォルトの検索オプションはではなくなり「クラシック検索」と改名させられた。デフォルトの検索はFareChaseになった。
. . . これはKayakが競合要因として予想していなかったことだろう(マジな話、買収してから4年もたってからYahooが今さらFareChaseを出してくるなんて、誰が予想しただろうか)。
どうやらLeeはYahooの動きに驚かされたようだ。あのTravelocityとの契約は、一時代前からのものとはいえ、かなりいい稼ぎだったはずだ。Yahooは短期の利益を捨てて、市場シェアの維持と拡大の大勝負に出たのだろうか。
Leeはこうも書いている。YahooはKayakよりも多くのトラベルサイトを検索するので、安いところを見つけやすい。もちろんLeeはKayakの遠いライバル(ただしKangoは価格よりもトラベルプランが中心)なので、自分のビジネスへの脅威を指摘しておくのは当然のことだ。
ともあれ今、脅威に直面しているのはYahooだろう。comScoreによると、KayakとSidestepネットワークの12月の米国内のトラフィックを合わせる630万人になり、Yahoo Travelの730万人は射程内だ。価格比較は、どのトラベルサイトにとっても目玉だろうから、Yahooはリードを守るためにステップアップが必要だ。
CrunchBase:Kayak
CrunchBase:SideStep
CrunchBase:Kango
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(翻訳:Nob Takahashi)
