Zimbraは「Microsoft Exchange Server」の オープンソース版で、昨年9月にYahooに買収された。同社はこのほどコラボレーション用ソフトウェアのセットをアップデート、バージョン5.0をリリースした。改良箇所は数も多くまた内容としても重要なものとなっている。その中にはBlackBerryがとうとうサポートされたことや、ブラウザから利用するZimbraのメール・クライアントへの機能追加などが含まれる。
Zimbraのブラウザー・ベースのクライアントにはメール管理機能に加えてカレンダー、アドレス帳が付属しているが、今回それに加えてインスタント・メッセージ機能、wikiを利用した共同作業機能、ファイル共有機能が追加された。またYahooの検索機能、特にローカル検索が組み込まれたため、ユーザーはメール・クライアントの中からYahooMapsが利用できるようになった。
昨年3月、ひっそりとローンチしたZimbraのデスクトップ版クライアントはブラウザ・ベースのクライアントの機能の多くをエミュレートしていうが、今回Zimbara以外のメール(Yahoo MailやGmailその他 POP/IMAPを利用したメールすべて)をサポートするようになった。ただしデスクトップ版にはインスタント・メッセージ、文書の共同制作、ファイル共有はまだ実装されていない。
従来からZimbraはWindows Mobile、 Palm、Symbian、iPhoneその他のモバイル機器に対応するバージョンを出していたが、こに来てやっとZimbraは「BlackBerry Enterprise Server」対応版をリリースした。これは当然さまざまなBlackBerryデバイスで作動する。BlackBerryサーバーに対応したのはMicrosoft、Novell、IBMに続いて4社目。しかもBlackBerryの製造元のRIMと提携せずに開発に成功したのはZimbra1社だけだ。ZimbraのJohn Robbは「BlackBerryサーバと通信するためにZimbraサーバにExchange Serverをエミュレートさせるために大変な苦労をした」と語っている。
Zimbraは最近2万ユーザー、1100万通のメール配送を記録した。導入企業はZimbraのソフトウェア・パッケージを自社内のサーバにインストールすることもできるし、有料ホスティング・サービスを利用してリモートで使うこともできる。Robbは「当面Zimbraは自分でホスティング・サービスを提供することは考えていない」としているが、長期的にはその方向に動くだろうと思われる。
CrunchBase: Zimbra
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(翻訳:Namekawa, U)





