Yaptaは頻繁に旅行するユーザーに便利
Michael Arrington
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シアトルとトラべル関係のスタートアップにどういう関係があるのかわからないが、われわれが紹介してきたFarecastとTripHubに加えて、あの寒くて雨の多い町に、またひとつYaptaというトラベルサービスが加わった。
昨日、共同ファウンダーでCEOのTom Romaryにローンチ前のデモを見せてもらった。このサイトは5月15日頃ローンチの予定。ユーザーにお得なフライトと(今年後半には)ホテルの予約を取ってくれるサービスだ。
Yaptaは他のトラベルサイトとずいぶん違う。ExpediaやOribitzのように直接航空会社の予約・発券システムに接続しているわけではなく、Farecastのように、本質的には格安航空券の検索エンジンというわけでもない。その代わり、del.icio.usやブックマーキングシステムの裏に存在するような考え方を利用して、格安航空券を手に入れる方法を提案しており、これがかなり強力な手段になる可能性がある。
Yaptaサービスのコアは、ユーザーが大手トラベルサイトで発見した安いチケット(切符)の情報をブックマークするためのブラウザのブックマークレットないしアドオンだ。ローンチ時点で、10箇所の航空会社とトラベルサイトがサポートされるが、将来はもっと多数のサイトが追加される予定。ユーザーは興味のあるフライト情報を発見したらブックマークしておく。するとフライトと料金の情報がYaptaのユーザーアカウントに保存される。
さまざまなトラベルサイト、航空会社サイトで航空券の情報を収集、記録してからYaptaに戻ってきてどれが得か比較することができる。SouthwestとJetblueはフライト情報を他のサービスに公開していないので、この2社の路線を利用したいときに特に役にたちそうだ。もし購入前に料金が値上げまたは値下げされていると、それはYaptaサイト上の情報に反映される。
もしYapta上でトラベルサイト、航空会社サイトをクリックして航空券を購入した場合、Yaptaはその後も価格をモニタしている。もし価格が下がったら、航空会社に払い戻しないしクーポン提供を要求するよう通知をくれる。どの航空会社も購入後の値下げに対してそいうサービスを提供しているのだが、利用するユーザーは非常に少ない。Yaptaだと忘れずにこの要求ができるのは便利だ。
Yaptaの収益源は非常に多様だ。ユーザーがYaptaのブックマークからクリックスルーして実際に航空券を購入した場合、多くの航空会社はアフィリエイト料を支払う。広告収入も多少見込める。ユーザーが個人情報開示に同意した場合、Yaptaはその情報をTravelzooなどに似た方式で販売する。最後に、購入後の値下げでユーザーに払い戻しがある場合、Yaptaは手続き一切を代行するかわりに払い戻されるクーポンの価値の10%(または年間40ドルの定額)の手数料を取る。
Yaptaが過去数ヶ月275人にベータテストしてもらった結果によると、購入された航空券のうち34%が値下げによる払い戻しを受ける資格があった。払い戻しの平均は航空券の価格の16%、85ドルだった。ベータテスト期間中の払い戻し可能額は総額で2万8900ドルに上り、ユーザー1人あたり約100ドルだった。Yaptaがこの払い戻しをから手数料を取るのに成功するなら、かなりの収入が見込める数字だろう。さらに重要なことだが、このサービスは消費者にとって非常に役に立ちそうだ。われわれは普段チケットを買ってから値下げされていないかチェックなどまずしない。ユーザーはこの払い戻しサービスを受けるためだけにYaptaを使うことができる。Yaptaにフライト情報を入力しておくだけでよい。航空券購入のための検索や、購入そのものにYaptaを使っていなくても払い戻しサービスは受けられる。多くのユーザーにとってこの払い戻しモニタサービスだけでも、非常に魅力あるサービスではないかと思う。
私は使ってみるつもり。
Erick Schonfeldのブログにも詳しい解説がある。ErickもYaptaのデモを見て、数日前に記事している。


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2007年 5月 23日 at 3:27 am