セレブのゴシップ専門の有名ブロガーの怒りは激しかった。Perez Hiltonは YouTubeと絶縁したらしい。彼は 「ファックユー、YouTube you、ファックユー」とお別れビデオで語り ―なんとそれをYouTubeに投稿した。
Hiltonは、YouTubeの(最近開始された)広告収入分配プログラムに当初からパートナーとして選ばれていた。ところがYouTubeは先週の月曜、彼のアカウントを「著作権侵害」を理由に一時的に停止した。YouTubeはHiltonのビデオに含まれていたライザ・ミネリのコンサートに関して取り下げ要求を受けたのだという。これはHiltonが続けざまに受けた3度目の取り下げ要求だった。しかしHiltonはこのビデオを撮影した人物から許可を取っていた。YouTubeはすぐに彼のアカウントを再開した。
しかしHiltonの怒りはおさまらない。彼は、YouTubeがフォームから自動生成されたメールで著作権侵害の申し立てによる一時的なアカウント停止を通知してきたことに怒りを燃やしている。自分(Hilton)が誰だか知らないというのか? 「自分のYouTubeビデオは何百万回も再生されているのだから、少なくとも電話くらいしてくるべきだ」とHiltonは言う。このビデオでは、さらにファンに向かって「自分はもう2度とYouTubeに投稿しない、諸君もしないように」呼びかけている。
しかし、実はここに皮肉な話が隠れていた。実は3回の取り下げ要求のうち、他の2回はVH1チャンネルでHiltonのテレビ番組を作って放送しているViacom自体から来たものだったのだ。彼は自分の弁護士に依頼してViacomの弁護士と話し合わせ、「取り下げ要求」を取り下げさせた。どうやらViacomの取り下げ要求も自動的に送付されたものだったらしい。Viacomその他、この種の取り下げ要求をフォームで自動送信する手法を濫用するメディア企業には大量の苦情が跳ね返ってきている。
HiltonはYouTubeとViacomの戦争に巻き込まれたというのが真相で、この戦争の武器はプログラムで自動生成される取り下げ要求、プログラムで自動発信されるメール、プログラムで自動的に停止されるアカウントなのだ。Hiltonだけが被害者というわけではない。彼は単に一番声が大きかったにすぎない。しかしHiltonはYouTubeだけでなくViacomにも怒りを向けるのでなければおかしい。$1B(10億ドル)の訴訟を起こしてYouTubeに最初に戦いをしかけたのはViacomなのだから。
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(翻訳:Namekawa, U)
