Zillowの不動産データ、お近くのサイトに近日登場予定
by Marshall Kirkpatrick on 2006年10月27日
不動産検索企業Zillowは二つのAPIを公開した。これにより、外部サービスは全米の物件データの利用が可能となる。Zillowのプレ・ローンチAPIの最初のユーザーの一人にYahoo!がいて、同社の不動産サイトに利用されたと、先月Zillowは話題にしていた。プレ・ローンチAPIには合計30以上のユーザーが存在し、その中にはPrudential Northern California and Nevada、ZipRealtyそれにRedfinもいた。
現在、Zillowは自社データに加え、不動産所有者によりアップロードされた物件情報を含む。 また、モバイルアクセスとMicrosoftの「鳥瞰図(bird’s eye view)」に基ずく家屋の3-Dビューを提供。もし、Zillowに住所を入力したことがまだないなら、楽しむだけの目的でも試してみることをオススメする。
今では、外部サイトはZillowが提供する2つのデータセット(不動産価格と不動産情報)のいずれにもアクセスでき、また自身のサイトと連携を図ることもできる。APIの利用は無料で、ユーザーは一日あたりデフォルトで1000まで利用可能。これは、Zillow側での賢明なマーケティング活動である。小規模サイトが機能性と洗練度において成長するには、外 部サイトのリッチなデータを自社のサービスに統合し提供することだ。これは動画検索からシンジケート化された写真まであらゆる場面で実現されている。このようにポータビリティの高いデータを利用できるトレンドの到来は、小規模サイトのパブリシャーにとってとてつもなく面白い時代がやってきたということである。自身のコアな価値提案にさらに機能豊富な環境を包んで提供することがこれまでになく簡単になるからだ。
シアトルを拠点に置くZillowは膨大な$57 M(5700万ドル) をVCから調達し、今年2月にベータサイトを公開した。サイト公開時から8ヶ月で、トップレベルのサイトへ関連データを提供する主要プロバイダーの一つとなったのは目覚しい事実だ。実現にはExpediaファウンダーで前CEOのRich Bartonそれに前Expedia シニアVP、Lloyd Frinkによって率いられているエグゼクティブ・チームによるところが大きい。
同様の事業を行っているスタートアップ企業にはTrulia RealEstateABCそれにRedfinなどがある。

[原文へ]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/zillow-knows-that-everyone-has-a-price/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Zillow、誰の家でも買収が効く

    [...] こうした最近の発表はZillowが不動産関連の情報をサイトに最大限ホストしようとする努力を表している。また、広告でサイト運営をまかなうのに必要なトラフィックを確保しているため、生き延びるためにユーザーから料金を徴収する必要がないようだ。Zillowは2006年前半にスタートしたが、 その後、3D地図、オープンAPIのサポート、大型資金調達など、通年で大きな発表を行ってきた。同社は11月時点で、320万のユーザーがおり、7000万件の家屋情報情報を掲載している。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/my-currency-launches-crowd-based-home-valuations/ TechCrunch Japanese アーカイブ » My Currency、集合知ベースの不動産評価をスタート

    [...] ただZillowと違って、My Currencyの不動産評価はユーザーの意見取引市場から抽出する。つまり、ユーザーに各不動産物件の価格を査定してもらって過大評価か、過小評価かを判断してもらい、どの程度自分の見積もりが確かか、その辺の確信の度合いも出してもらって集計するのだ。 [...]