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2007年10月5日

Zipidee、デジタル・コンテンツ通販の覇者を目指す

Nick Gonzalez

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zipidee_logo.png

1995年にeBayがオンラインでレーザーポインターを発売してオンライン物販の口火を切った。その後インターネットが進歩するに連れて、オンラインで物品ばかりでなくデジタル・コンテンツも売り買いされるようになってきた。Zipideeはこのようなオンラインのデジタル・コンテンツのマーケットづくりを目指しており、来週にもローンチされる予定。

コンセプトは決して新しいものではない。デジタル・コンテンツを販売するサイトはPayloadz、Tradebits、e-Junkie、Edgeioその他いくつもある。eBayもデジタル商品の販売を始めているが、実際の処理はこういったサードパーティーのサイトに任せている。iTuneも楽曲を販売してくれるが、承認を受けたレコード会社の商品しか扱わない。

これに対してZipideeでは、売り手は価格設定や配布方法に関してはるかに自由が効く。Zipideeに参加した売り手はバーチャル・ストアを作り、そこに商品のリスト展示し、そこから直接販売することもできるし、Zipideeサイトのウィジェットを通じて販売することもできる。ハウツーもののビデオのシリーズやオリジナルのオーディオブックを販売したいユーザーにとっては理想的なシステムだろう。

zipidee_player.png

アップロードされた音声やビデオのファイルは売り手が自由に設定した価格でレンタルでも売り切り販売でもできる。 他の同種のサービスではダウンロードのみ可能なところが多いが、Zippideeではストリーム配信も可能。

売り手は商品の販売記録をリアルタイムでモニタでき、販売分析用ダッシュボードの情報を参考にしながら価格を調整することができる。売り手はZipidee独自のDRMシステムで商品を保護することも可能。DRM商品に付属するライセンスでは、ウェブサイトを通じて再生、サイトからダウンロードするプレイヤーを通じて再生することができる。またZipideeに登録されたコンピュータならどれでも再生可能。

Zipideeのビジネスモデルは、$1の登録料(初回は免除)と平均して販売価格の20%のコミッションだ。(高額な商品の場合、Zippideeの請求する料率は低くなる)。

当面Zipideeはトレードショーやカンファレンスで販売されているDVDや本をデジタル化してオンライン販売することを目指している。DreamUniversityやMightyVenturesなど、本などの資料のオンライン販売で何百万ドルもの売り上げがあるコンサルタントや講演者がいる。ローンチに向けて、Zippideeではこういった資料のデジタル化に取り組んでいる。

しかし、どこで、誰が、こういったロングテール的な商品を購入するのかという大きな疑問が残る。Zipideeはデジタル・コンテンツの無料化(wikipedia、5min)の流れに逆らうことになる。一般ユーザーはビッグ・メディアのコンテンツについてさえ金を払いたがらない( iPodに保管されている音楽のほとんどはiTunesで購入されたものではない)。もうひとつの疑問は、こういったデジタル商品の場合、一箇所で「あれもこれも」並べたデパート方式が適切なのか、ジャンル別にいくつかのバーティカルな個別サイトを通じるのがよいのか、という点である。すでにある分野に特化したコンテンツ販売サイトはいくつもスタートしている。(DocStocScribdAmie Street5 MinSnocap)。Zipideeのローンチがこれらのサイトに与える影響も見守る必要がありそうだ。


zipidee_screen.png

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