ZlangoのSMS向けアイコンベースの言語
Michael Arrington
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Zlangoは、新しいイスラエルのスタートアップ(イスラエルでは、たくさんの 革新的なことが行われている)。とても面白い新言語とそれにともなうアプリケーションを開発したのだが、これはSMS(最終的には、メールとIMも含まれる)の概念を覆すことになりそうだ。イスラエルのデザイン会社Mantisもこのプロジェクトに関与している。
この言語は、アイコンや写真をベースとしている。それぞれのアイコンが特別な意味を持つ。例えば、自分自身をさしている人間のアイコンは「私」、ハートは「愛」、など。今現在、すでに、Zlango言語には、200以上のアイコンがある。
このサービスのユーザーは、GSMやCDMA携帯電話に64K(バイト)のJavaあるいは、BrewのThinアプリケーションをダウンロードする。このアプリケーションは、アイコンを、SMSメッセージに変換し送信し、 受信側の携帯電話ではSMSメッセージをアイコンに再変換する。実際の動きを見たければ、Flash版ツアーとシミュレータを試してみてください。
これはぱっと見、ちょっと気の利いた携帯電話のアプリケーションで、安価でユビキタスなSMSネットワークを利用してアイコンベースのメッセージが送信できるだけのように思えるかもしれない。
だが、Zlangoが持つ文化的意味合いは、もっと深いものだと私は考えている。
ひとつは、二人のユーザーは同じ言語を話せなくても、Zlangoを使えばコミュニケーションができるということ。異文化間交流に意味合いがあるのは、明白である。
ふたつめとしては、Zlangoは、静的言語ではないということ。めったに使われないアイコンは次第に消え、新しいアイコンが言語に追加される。ただ、サイトからの情報では良く分からない点は、話し言葉と同じようにユーザーが直接言語を発展させていくことができるかどうかである。ユーザー自身が自分のアイコンを作成、使用、共有できるようにすること、そして、そのうちのいくつかが結果的に主流な使われ方をするようになることは、私の考えではZlangの成功には欠かせないことだと思う。
Zlangoは、ユーザーテストで「試用したほとんどの若者が、1時間以内に問題なくこの言語を使いこなせるようになったと感じた」と述べている。シミュレータを2-3分使ってみたが、これは本当のようである。複雑なメッセージも、2、3ステップのキー入力で作成でき、通常のSMSより、はるかに速かった。
このサービスがユーザーに受入れられるのかどうか、私には分からない。。。近く公開されるサービス開始を待って様子をみるしかなさそうだ。確かに、ソフトウェアをダウンロードしなければいけないことは普及の障壁となりそうである。そのため、Zlangoはこれを直接携帯電話に埋め込んでもらうためキャリアとの提携にフォーカスすのだろうということも容易に考えられる。Zalngoが自身の市場でのポジションを確立する前に、コピーキャットが潜在的なネットワーク効果を台無しにしてしまわによう、Zlangoは早急に一般への普及を進める必要だろう。以上のこと全てを考えてみても、この新しいアイコンベースの言語が誕生し、それがウィルスのように広がっていくのかどうかを見守ることは興味深いことだ。Zlang Blogの最新情報に、注目しよう。
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2007年 2月 13日 at 7:57 am