ZohoProjects、プロジェクト管理でBasecampに挑みをかける
by Marshall Kirkpatrick 2006 年 8 月 26 日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

AdventNetのオンライン・プロダクティビティ・スイート「Zoho」はすでに多種にわたる機能を揃えているが、今回新たにプロジェクト管理システムを追加した。ZohoProjectsは新規登録を受付中。ホームページには誰でも利用できるデモアカウントが用意されている。もしBasecampが「シンプルこそが充実」を目指しているなら、ZohoProjectsは「機能性豊かなサービス」であるとZohoチームは語ってくれた。まだまだそこに到達しているとは言えないが、いいストラテジーなのではないか。Zohoシリーズの合計12もの全サービスにおいて、シングル・サインインが実現すればとてもパワフルなものになるだろう。

ZohoProjectsは3プロジェクトで月額5ドル。プロジェクト数無制限では80ドルという料金体系。Basecampにくらべ価格を切り下げたものになっている。Basecampはパーソナルアカウントは月額12ドル、3つ以上のプロジェクトは149ドル。最近の参入者であるActiveCollabは無料。多数のホスティングサービスを通じ、ホスティングも提供可能。しかし、ソフトウェアダウンロードが必要で自社以外のサーバーにインストールが必要な点で、Basecamp、ZohoProjectsとは異なる。

ZohoProjectsがどんな感じかって? 個別のタスクごとのタイムレコーダー、カレンダーなどを含む多数の機能は抜きん出ている。To-doリストの各アイテムはドラッグ&ドロップで編成しなおすことができる。プロジェクトのディスカッションフォーラムもある。Basecamp以上にタグ付けに対応しているが、ActiveCollabにくらべて少なめだし、僕が期待するほどではない。ドキュメントはタグ付け可能だが、タスクはタグ付けできない。この点についてはサービス利用がすすむにつれ、変更されるだろうと思う。

また、ZohoProjectsにはRSSフィードがない。Basecampはフィード有りだが、ActiveCollabはフィードなし。アクセス権制限オプションは用意されている。内部でのメッセージ送信機能はなく、ユーザーのメールに直接にアクセスのみ。事実、個々のユーザーについての情報はとても少ない。例えば、ユーザーが何を担当しているのかということを見ることなどはできない。

ファイル転送とストレージの制限は未決定。

全サービス間におけるシングル・サインインシステムの最終仕上げに取り掛かっているところだという。ZohoWriter、ZohoShowそれにその他Zohoサービスで作成されたドキュメントがZohoProjects内でより簡単に作業可能になればいいのだが。Basecampの一つの大きな強みはCampFireのチャットプログラム。ZohoもプロジェクトマネジメントシステムにインテグレートできるZohoChatを備えている。

ZohoProjectsのこの先の開発には、レポート機能の拡充と、それに請求書を発行しトラックできる機能が含まれる。

もし、シングル・サインオンを確実に実行し、チャットサービスとのインテグレートに成功したら、このサービス本当にうまく行くかもしれない。そうなると、個別にはそこそこ機能しているが本質的に異なり分離された一連のサービスという感じがする代わりに、一括に連帯したサービスとしてはるかにパワフルなものとなるだろう。ZohoProjectsは、まさに全サービスが連携して機能すべきもの。同社から無料で提供されているオンラインワードプロセッサー、プレゼンテーションサービスそれに表計算など比較的ローコストで提供されるパワフルなパッケージも合わせてだ。一般利用の発表はZoho Blogでチェックしてもらいたい。

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